世界三大医学の一つアーユルヴェーダとは？

ヨガをしていると、アーユルヴェーダという言葉をよく耳にします。

なんとなく健康に良いものという程度しか知らなかったのですが、なんと！世界三大医学（中国医学・アーユルヴェーダ・ユナニ医学）の一つだそうです。

今日はそんなアーユルヴェーダについて、ふれてみたいと思います。

アーユルヴェーダとは、インドのスリランカで生まれた、5千年の歴史をもつ世界最古の伝統医学なのです。

名前の由来は、サンスクリット語のAyuh（生命・寿命）とVeda（科学・知識）からで、実践的な生活健康法として今なお、世界中の人に愛されています。

アーユルヴェーダは、健康的に、長寿や若さを保つことを目的とされています。

◆食事法：（医食同源=バランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方）

◆健康法：（ヨガ＝心とカラダを繋げるもの・瞑想＝心を静めて無心になること）

アーユルヴェーダは、人間が本来持っている自然由来のエネルギーが身体や心に影響して、そのエネルギーについて働きかけていきます。

そのエネルギーのことを「ドーシャ」と呼びます。

ドーシャは３つの要素で構成されていて、「ヴァータ（風の性質）ピッタ（火の性質）カパ（水の性質）」とそれぞれ呼ばれています。

人によってそれぞれ、３つの性質のバランスは違い、生きていく上で、年代や季節によっても比率が変わってきます。

この生まれ持った３つのバランスが崩れると、身体に不調をきたすと考えられています。

このバランスによって、体質も変わってくるので、まずは自身の性質を知ることから始めましょう。

ドーシャ（エネルギー）の３要素のそれぞれの意味とは？

❶.ヴァータ（風）の体質

ヴァータは風のエネルギー、風と空の要素から構成されています。

風のように動く性質を持っているので、好奇心が強く活発、新しいことにも対応できる反面、気まぐれで飽きっぽいというような面もあります。

神経質で、緊張やストレスに対する耐性も少なく、不安感や恐怖心が強い傾向にあります。

体の中でのヴァータの役割は、空気が入る空間を確保し、空気が十分に動き回れるようにする事。空気が多すぎたり動きが足りなくなると代謝が滞りやすく、便秘などになりやすくなります。

キナリノのHPから抜粋

❷.ピッタ（火）の体質

ピッタは火のエネルギー、火と水の要素からなり、細胞機能に必要なエネルギーや熱を作り出し、栄養分の消化や代謝を表しています。

情熱的でチャレンジ精神も強い一方で完璧主義者になりがちで見栄っぱりなところもあります。

そして、特に食べることが大好き。

胃腸が強くよく消化し、腸は効率よく働きますが、辛いもの、揚げものを食べ過ぎると、消化不良をおこし、胸やけや軟便、腹痛を伴う排便など、消化、排泄に症状が出ます。

また、熱中したり、興奮したり腹を立てやすい傾向にもあるようです。

キナリノのHPから抜粋

❸.カパ（水）の性質

カパは水のエネルギー、水と地の要素から構成され、特徴としては物静かで落ち着いていて、忍耐も強い性格。

言動も、ゆっくりしていますが一方で、おおざっぱ、鈍感といった面もあります。

水の性質上、何事も蓄積する性格があるので、お金を貯めるのが上手という一面もあるそうです。

キナリノのHPから抜粋

ところでこの３つの性質、自分はいったいどの性質？・・・気になりませんか？

本当はアーユルヴェーダの医師に診察してもらうのが、良いのですが、ネットで簡易的に調べる方法を見つけました。

アーユルヴェーダ体質診断

いかがでしたか？

みなさんの体質は何だったでしょうか？

ちなみに私はヴァータ体質でした。

それぞれの体質により、食べた方が良いもの、控えた方が良いものが記載されていましたよね。

正直、ヴァータ体質の私は大好きな生野菜、（ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、唐辛子など）・ドライフルーツ。多量の豆類。は控えた方が良いとか・・・泣

でも、これらの食材を使って、暖かい料理に工夫してみますね。

アーユルヴェーダはもっともっと奥深いものですが、一回ではとても書ききれませんので、今日はここまでにしたいと思います。

まずは、自分の体質を知って、それに合った食事を心がけてみてはいかがでしょうか？