コロナ自粛からの経済活動再開へ

先日、安倍首相から緊急事態宣言延長の発表があった翌日、2020年5月5日、吉村大阪府知事から大阪モデルの発表がありました。

まだまだコロナ自粛は続けないといけないですが、さすがに経済的ダメージによる、失業や倒産など、最悪、死に追いやられる人が増えてしまっては大変です。

そこで、大阪府独自の出口戦略、大阪モデルを提示し、その基準を満たせば、徐々に経済活動を再開していこうという方針を打ち出されましたよね。

実際大阪府も、東京都のように、たくさんの税収があれば、もっと自粛協力金という形で経済支援を行えたかもしれません。

残念ながら、大阪府は税収も少ないので、１日も早く経済活動を再開させるための出口戦略が必要なんです。

それにしても、この吉村府知事、松井大阪市長との入れ替わり選挙の時は、大阪維新の会の人というイメージでしかなかったのですが、このコロナ騒動で、手腕を発揮し、すごく有名になりましたね。

吉村大阪府知事のような人なら、今回、私たち大阪府民も、今後ここ大阪で、安心して暮らしていけると確信しました。

※公式HPより

大阪府が考える自粛生活からの出口戦略とは？

吉村大阪府知事は、自粛を徐々に解除するために、以下３つの基準を示されました。

❶：経路のわからない新たな感染者の人数が、10人未満

❷：PCR検査における陽性率が、7%未満
 
❸：重症者の病床の使用率が、60%未満

そしてこれらの基準が7日間連続で満たされれば、徐々に自粛を解除するそうです。

ただ、自粛を解除したあとに、この３つの基準を上回る悪い結果が出た場合は、また段階的に自粛をお願いしていくとのこと。

ということは、今後は状況によって、自粛したり解除したりを繰り返していくのかもしれませんね。

とにかく今一番気をつけたいのは、出口戦略という言葉を聞いて、日々感染者数が減ってきてるからと、気が緩んでしまわないこと! です。

３月の三連休は、まさにたくさんの方が気が緩んでましたよね。

あの気の緩みを２度と起こさせないためにも、すごく苦しい時期かもしれませんが、まずは３つの基準をクリアできるように、自粛生活、継続してがんばっていきましょう。