1951年の統計開始以来初の不思議

 

すっかり８月になってしまいましたね。

 

関西では昨日、関東では今日、長引いていた梅雨もやっと明け、連日30度越えの真夏日が続いています。

 

 

コロナ禍で、いろんな心配事も増えていますが、不思議な気象ニュースです。

 

すでにご存知の方も多いかと思いますが、今年の7月は1951年の統計開始以来、初の台風が発生しない7月となったそうです。

 

これってすごいですよね！！！

 

反対に、2020年までの69年間、毎年７月に台風が発生し続けたということも、凄いような気がしますが・・・。

 

 

去年、一昨年では、台風の被害が大きく、関西や千葉県での台風被害は記憶に新しいですよね。

 

今年は、コロナ問題が続いているので、７月に台風がこなかったのはよかったですが、その代わり大雨がすごかったですよね…。

 

熊本を中心に九州では多数の川の氾濫が発生し、日本中で雨が降り続け、最近では山形の最上川も氾濫したようで、53年ぶりの水害だそうです。

 

 

このような大雨の要因は、やっぱり地球温暖化？・・・とよく挙げられますよね。

地球の温度があがることによって、水蒸気量が増え、雨が増えるとういうメカニズムだからです。

 

 

しかし、実際のところ、台風発生と台風大型化には地球温暖化との関係があるとは言えないのです。

 

 

 

 

 

地球温暖化と台風大型化の関係は？

 

実は、台風は1０〜20年周期で、増えたり減ったりを繰り返しています。

 

例えば、

1970年代から1980年代は、台風は増加傾向。

1980年代後半から1990年代後半にかけては、台風は減少傾向。

2000年代以降は台風は増加傾向。

 

 

このように、増加と減少を繰り返しているだけなので、地球温暖化と台風の大型化との関係は、未だ未だ深くは解明されていないようですね。

 

 

というわけで、

今年は、初めて７月に台風がこなかったとはいえ、８月から秋にかけてが台風本格化。

常に台風情報には気をつけて早めの行動で身を守っていきたいですね。