毎年たくさん訪れてくる台風。それぞれ名前があります。

今回の台風10号の名前はクローサです。

ちなみにカンボジア語で鶴という意味らしいですね。

台風の名前って誰がつけるの？

それは、台風委員会というところに加盟している国及び地域がつけます。

加盟国はと言うと

※日本

※中国

※香港

※ラオス

※フィリピン

※韓国

※タイ

※カンボジア

※マレーシア

※ベトナム

※マカオ

※北朝鮮

※シンガポール

※アメリカ合衆国

といった14カ国及び地域が加盟しています。

名前の付け方はどうやって？

各領域を担当する気象機関がそれぞれ名前をだしていて、全部で140個の台風の名前があります。

ということは、14カ国及び地域があるので、それぞれ1カ国及び地域は10個ぐらいの割当てになりますね。

その140個の名前を1番目から順番につけていって、141個目の台風が発生した場合には

また1番目の名前に戻る。

…という仕組みらしいです。

1年間に平均25〜26個の台風は発生するので5~6年ぐらいで一巡ですね。

まぁさすがに5年前の台風の話をする機会はあまりないでしょうから、同じ名前がまた来ても気にならないんでしょうね。

この仕組みは平成12年から始まったもので、その前まではアメリカが、人の名前をつけていたみたいなんです。

よくアメリカのハリケーンはカタリーナとか名前で呼ばれてますもんね。

ちなみに1番目の名前はダムレイという名前なのですが、カンボジアがつけた象を意味する名前です。

日本はどんな名前をつけているかというと、

※No.5 コイヌ

※No.19 ヤギ

※No.33 ウサギ

※No.47 カジキ

※No.61 カンムリ

※No.75 クジラ

※No.89 コグマ

※No.103 コンパス

※No.117 トカゲ

※No.131 ヤマネコ

の10個ですね。

詳しい方ならピンときたかもしれませんが、実はこれ全部星座が由来なんですって。

ほとんど知らないんですが…。笑

今回の台風10号クローサは43番目の名前で次に日本の名前を耳にするのは、47番目のカジキみたいです。

ということは台風14号はカジキという名前になりますね。

あまり台風は来てほしくないですが、台風14号がきたら是非 No.47 カジキという日本の名前を思い出してみてください。

でも、大きな被害をもたらした台風は、名前の変更要請があるみたいなんです。

あとは、そうならないように皆んなで願うしかありませんね。