想像していた通り、緊急事態宣言が延長されました。

大阪では、当初から５月11日まででは、医療のひっ迫状態からは回復していないだろうと言われていました。

５月５日時点での大阪の重症者病床使用率は103%

初の100%超えとなってしまい、宣言解除に向けて、緩和されるどころか、さらに予断を許さない状態になっています。

また、全国での５月６日時点で、重症患者数は1,098名

ここ１ヶ月で３倍以上も増加しているのです。

そして今日、５月７日時点で大阪府のコロナ感染者数は、1,005名

大変残念ですが、緊急事態宣言の延長は当たり前なんでしょうね。

ゴールデンウイーク中でさえ予断を許さない

感染者数はGW前とほぼ変わっていません。
GW中 は、検査数が少なかったとはいえ、休み明け、一気に増えてしまったらどうしようかと不安に思っていましたが、思いの外、減っていて少しだけ希望が持てたような気がします。

ただ、残念なことに死亡者数は50人と過去最多でした…。

ご冥福をお祈りすると同時に、今後のコロナの早期収束を望むばかりです。

経済も大切ですが、どうせならしっかり感染者数が減った状態で、緊急事態宣言も開けて欲しいですね。

未知のウィルスが、今では共存するウィルスへと

昨年、緊急事態宣言時には、街中から人がいなくなりました。

しかし、今年になってから緊急事態宣言が出たとはいえ、人出が一向に減りません。

確かに昨年の緊急事態宣言では、全国一斉、コロナウィルスというものが未知のウィルスで、とても怖く感じたものです。

人とすれ違ったり、スーパーにお買い物に行くのさえも嫌な気持ちが生まれたのを思い出します。

とはいえ、昨年は100人程度の感染者で、重症病床の利用率も100%を超えるようなことはありませんでした。

しかし現在、緊急事態宣言前後では、大阪でも感染者数が毎日1000人を超えていて、重症病床使用率も90%以上が当たり前の状態です。

また、無症状、軽・中等病者どころか、重病者まで病院が見つからず、亡くなっています。

さらには2重変異株は若者の死亡率も高くなっているという結果…。

それでも、昨年より人出が減ら無い・・・。

やはり人間の慣れというのは怖いものですね。

そんな世間とは裏腹に、医療従事者の方達には感謝しかありません。

一人でも多くの方が、コロナ対策、緊急事態宣言の意味に真剣に取り組んでいただける事を切に願います。