「72の数字を、金融機関の利回りのパーセンテイジ(%)で割ると、投資額が２倍になるまでの年数が分かる。」

というのが『72の法則』と言われています。

利回りとは金利の事ですね。

例えば、利率が３%の金融商品を100万円購入したとして、

72÷3=24

ということは24年で倍の200万円になります。

金利0.001%では1ミリも期待できない

2021年現在の銀行の普通預金の金利は0.001%

この金利で倍に増やすためには何年必要でしょうか？

72÷0.001=72000

なんと！72000年

そこまで生きていられるでしょうか？笑

現在は西暦2021年ですので、もし紀元前6万9979年から預けていたとすれば、やっと100万円が200万円になっていることになります。

たとえば、三井住友銀行の定期預金は、0.002%
36000年はかかりますが、半分の年数で達成できるので、0.001でも大きな差になりますね。

ちなみにネットバンクの住信SBI銀行の定期預金金利は0.020%

3600年なので、都銀よりは良いとしても、まったくもって魅力的とは思いませんよね…。笑

昔、ゆうちょ銀行の定期預金金利は８%

子供の頃から、お年玉やお小遣いは、倍になるから貯金しなさい。

とよく言われたものです。

金利８%となると、住信SBI銀行の今の定期預金金利の400倍です…。

これを、『72の法則』に当てはめると、

72÷8=9

なんと9年で100万円が200万円になります。
1億円でも2億円になります。

日本人は金融に関して学ぶ機会が少なく、投資に興味が薄いと言われています。

働いたお金の一部を貯金するといった方がほとんどではないでしょうか？

それは、昔から貯金しているだけでどんどんお金が増えていった時代があったので、仕方ないことなのかもしれませんね。

お金持ちになる選択肢はたった２つ？

それは起業経営するか投資するかです。

年収が高いサラリーマンでも働くのをやめたとたんに収入が止まります。

※経済的自由を手に入れる。

※若くしてリタイア生活を送る。

※自分の生活スタイルに合わせて仕事を選ぶ

　etc.

という選択肢は、労働収入しかない時点では、残念ながらありません。

仕事に自分が合わせていくしかないからなのです。

とはいえ個人事業主や起業して会社を興すこともとても難しくハイリスク。

下手をすればサラリーマンより収入が下がるだけではなく自由な時間も奪われてしまいます。

しかし、成功して会社が自分の手を離れても、お金を稼いでくれる仕組みづくりができさえすれば、リターンはかなり大きくなるのです。

では投資はどうでしょうか？

投資と言えば、ハイリスクハイリターンでギャンブルのようなイメージを持たれている方も多いと思います。

ですが、最近ではインデックス投資や、投資信託、積み立てNISAなどを中心に、リスクを分散し、4~6%のリターンが見込める金融商品が増えてきています。

たった4~6%だけ？と思われる方も多いかもしれませんが、実は、これらの投資は複利の力がすごいのです。

例えば、25歳から毎月3万円の積み立てを年5%で定年までの40年間運用すれば、

積立額(月3万円x40年間=1440万円)が、単利5％なら1512万円のところ、福利5％なら4566万円ほどになります。

これだけでは経済的な自由を手に入れることはできませんが、少なくとも老後の心配はなくなるのではないでしょうか？

現在老後に必要な金額は2000万円と政治家、麻生太郎さんもおっしゃられていましたが、今後日本の寿命はどんどん伸びていきます。

年金も勿論下がっていくでしょう。

そうなると、さらに大きな資産が必要となってきますよね。

貯金をしていてもお金は増えません。

足りなくなるくらいなら、損をするリスクはあっても投資をしてみてはどうでしょうか？

ただし、投資のノウハウを知らないまま始めてしまうと損をしてしまう確率が高くなります。

まずはしっかりと勉強をして損をしてもかまわない程度の金額から初めてみるのがおすすめですね。

私も今、将来に向けて、投資の勉強をはじめています。