苦い食べ物はお好きですか？

昔から、きゅうりやピーマン、そしてにんじんなどの野菜は、苦いと言われていました。

最近では品質改良が進んで、苦くなくなってきています。

これは、ファミリーレストランの普及とともにお子さんに食べやすい苦くない野菜への取り組みから今に至っています。

昔に比べると、野菜嫌いのお子さんも減っているのではないでしょうか？

ところでみなさんは、苦い食べ物は好きですか？

苦いものといえば、野菜以外でビールが思いつきます。

二十歳そこそこの時は、ビールの苦味が苦手でしたが、大人になるにつれビールが美味しくなっていったのは一体なぜなんでしょうか？

特に夏の暑い夜にキンキンに冷えたビールはたまりませんよね。

話は反れましたが、今日は苦い食べ物のお話でした。笑

苦い食べ物といえば・・・。

・銀杏

・ミョウガ

・ケール

・山菜類

・ピーマン

・サンマの内臓

・サザエの肝

・渋柿

・高カカオのチョコレート

・ゴーヤ

　etc….

こうやってみると、お酒のおつまみに合う食材が多いような気がしますね。

みなさんも、この中に好きな食べ物がありましたか？

私はやっぱりお酒好きなんで全部好きです。笑

もしかすると、全部苦手って方もいらっしゃるかもしれません。

実は、この苦味がある食べ物こそ、ダイエットに良いのです。

では、一体どのようにダイエットに良いのでしょうか？

ダイエット成功の鍵は苦味にあり？

アメリカで、最も知識があるといわれている栄養士の、アン・ルイーズ・ギトルマンさんによると、なかなかダイエットが成功しない原因は、胆汁（たんじゅう）だというこです。

太っている人は、痩せている人に比べて、胆嚢（たんのう）に問題がある（もしくは胆嚢がない）、もしくは胆汁の量が少ないそうです。

ちなみに胆嚢は胆汁を溜めておく袋の役割で、胆汁は、食器洗剤のようなもので、脂肪を溶かし、毒素を取り除いてくれます。

しかし、ストレスや、脂肪の少ない加工食品ばかり食べることが続くと、胆汁の質や量が低下し、下記のような体に様々な不調を感じ始めます。

・甲状腺機能低下症

・慢性疲労や偏頭痛

・抑うつ

・自己免疫疾患

・便秘や吐き気

・嘔吐

・胃食道逆流延

・痔

・線維筋痛症

・イライラ

・落ち込み

・不安など気分の変動

・静脈瘤

・酒に酔いやすい

　etc…

そこで！

この胆汁の質の低下を防いでくれるのが、苦い食べ物なんです。

しかもこの苦い食べ物、実際に呑み込まなくても、口の中で味わうだけで効果があります。

苦味の刺激によって、胆汁や唾液が分泌され、胆汁の質が良くなっていきます。

胆汁の質が良くなると、上記の不調とは真逆の効果が期待できるのです。

・ドロドロの胆汁がさらさらに

・脂肪をしっかり溶かす

・栄養を吸収しやすく

・代謝もあがる

・血糖値を正常に

・ダイエットも成功

　etc…

良いことだらけですね。

また苦味のある食べ物が苦手な方でも、何度も苦味のあるものを食べ続けることで、なんと好きになっていくのです。

昔は苦くて飲めなかったビールが、だんだん美味しく感じるようになるのと同じ理由ですね。

というわけで、普段からあまり苦味のなるものを食べない方は、是非ためしてみてくださいね。

明日のランチに、ゴーヤチャンプルなんていかがでしょうか？