2022年度後半から医療費負担が増える

大きなニュースにはなっていないかもしれませんが、政府は今年2月5日に、年収200万円以上の75歳以上の高齢者の方の窓口負担を1割から2割に引き上げることを、閣議決定しました。

2022年度後半の導入で、通常国会での成立を目指すそうです。

主な理由は、現在7兆円規模とも言われている現役世代の健康保険料の負担を減らすこと。

2025年には団塊の世代が75歳以上になり、国民の4人の1人が後期高齢者になるといわれています。

その負担が８兆円規模になると言われています。

これが、最近よく耳にする2025年問題です。

そこで、後期高齢者にも、少しは負担を背負ってもらいたいということなんです。

さらには2050年には、日本の人口も1億人を切り、働く世代１人につき高齢者1人を支える社会保険制度になるといわれています。

なぜ大きなニュースにならないの？

これって、今日のコロナの感染者数などより、大きなニュースだと思うんです。

私は自分で調べて、この情報を知りました。

ということは、そんなに大きく取り上げられていないっていうことですよね。

私の母親も後期高齢者ですが、おかげさまで元気なので、今のところ病院にお世話になっていません。

これが、もし病院通いが始まると、毎年の医療費が倍になることになります。

ネットで調べるとすぐ出てきますが、こんな大切なニュース、あまりテレビでは大きく取り上げられていません。

本当に不思議ですね。

この施策が良い悪いというわけではなく、私たちの生活に直接関係あるものこそ、しっかり報道してもらいたいものですね。

国民一人一人がしっかり日本の未来を考えて行動できるきっかけになるために。