お金があるかないかは能力だけの差ではない

お金はいくらあっても困ることはありませんよね。

しかし、みんな誰もがお金持ちなわけではありません。

やはり、一般的にお金持ちの人の代名詞といえば、頭の回転が速く賢い権力人と思われがちですが、本当に能力だけの差、なんでしょうか？

例えば年収300万円と3000万円の人では、10倍も能力の差があるのでしょうか？

実はスタンフォード大学の教授の研究で、お金持ちとそうでない人の大きな違いが判明されました。

それは、

＊「長期的な視点をもって考えているか？」

＊「将来のために今我慢をすることができるか？」

つまり、未来を見据えて自制心を働かせることができる人がお金持ちには多いそうです。

何か新しいことを始めようとしたときに、すぐに結果がでないと、やめてしまいたくなるものです。

でもそこは、グッとこらえて、コツコツ必要なことを積み重ねることができる人の方がよりお金持ちになりやすいのです。

お金持ちが意識している２つ効果

そしてさらにお金持ちには共通した２つの効果があります。

①：ドミノ効果

ドミノは一つのドミノを倒せば、ドミノがある限り倒れていきます。

たった一つの行動が、大きな結果を生み出すのです。

これの良い例が積み立て貯金や積み立て投資です。

積み立ては一度契約をしてしまえば、その後毎月自動的にお金がたまっていく仕組みが作れます。

フィリピンの実験によると、積み立て貯金を行った人は、そのほかの人よりも、８０%も多く貯金できたそうです。

自分の意志と関係ないところで、貯金されていくのが良いですね。

②：複利効果

アインシュタインは複利を人類最大の発明と言っていました。

知っている人は複利でお金を増やし、知らない人は利息を払うとも言ったそうです。

例えば、投資の利回りが年４%だった場合、毎年４%ずつお金が増えていきます。

たったの４%と思われるかもしれませんが、１８年後には２倍になり、３６年後には４倍、５４年後には８倍になります。

つまり１万円が５４年後に８万円となるのです。

これだけではあまり凄さはわからないかもしれません。

ですが、これが毎月１万円ずつ積み立てていたとしたらどうでしょうか？

単純に５４年間貯金した場合６４８万円になりますが、複利で年４%で積み立て運用した場合、単純計算で、２２３４万円ほどになります。

ざっと４倍ですね！

もちろん実際は、運用が良かったり悪かったりで、この通りになるとは限りませんが、お金持ちの人はこういう風に増やす事を自然と考えています。

この２つの効果、知っているのと知らないのとでは大きく人生が変わってきますよね。

是非みなさんも、この不安定なご時世なので、自動的にお金が増える仕組みについて改めて振り返ってみるのもいかがでしょうか？

もちろん、投資にリスクはつきものです。

しかし、何もしないのもリスクと言われています。

これも自己責任になりますが、是非一度検討してみましょう。