こんばんは！

お久しぶりの更新ですが、すっかり桜満開シーズンですね〜。

気持ちのいい日が続いているので、ついついお散歩に行きたくなります！

最近では、大阪城の西の丸庭園や、中之島公園の川沿いの桜を満喫していると、時間を忘れてあっという間に１日が過ぎてしまいます。

これこそ、四季のある日本に住む醍醐味ですね。

さて、今日は、日本人の習慣でちょっと気になることがあります。

日本人って、割とすぐにあやまる国民性だと思いませんか？

海外、特にアメリカは不用意に謝罪をすると、裁判で不利になってしまう為、謝る習慣がないのだとか！？

また、インドでも謝る習慣って、無いのです。

でも、それにはある教えがあります。

人間は生きている限り誰かに迷惑をかけている

インドにはこういった教えがあります。

「人は生きてる限り常にだれかに迷惑をかけているから、あなたも誰かに迷惑をかけられても許しなさい」

この教えを初めて聞いたときに、なんて素敵なんだろうと感動しました。

確かに、一生、他人に全く迷惑をかけずに生きるなんて無理ですよね。

日本の躾（しつけ）の一種に、「他人に迷惑をかけてはいけません。」と教えられてきた方も多いと思います。

私も田舎暮らしだった小さい頃、母親から「ご近所様に迷惑がかかるから、大声を出さないようにね」とよく言われたものです。

と言うのも、

日本の社会において、誰かに迷惑をかけてしまった場合、怒られたり、諭（さと）されれば勉強になります。

しかし、

もうこの人と付き合いたくない！と、

無視されたり、疎遠（そえん）になる事も多くあるのが現実ですよね。

大人から教えられる「他人に迷惑をかけてはいけません。」は、今後の人生において、それを防ぐ為の躾、それこそ日本の教育なのかもしれません。

でも、実際はどうでしょうか？

たとえお互いに迷惑をかけあったとしても、それでも許しあって生きていけるなら、その方が生きやすい社会になるような気がしませんか？

他人に迷惑をかけられた時、

「仕方がないなぁ〜！」と思える自分でありたいものですね。

インドでは、犯罪でも許される？

とある日本の方の体験談です。

インドで、同僚のインド人の従業員が、みんなの給料を盗み逃亡したというのです。

その従業員は、もちろん、のちに窃盗罪で逮捕されたのですが、３年の刑期を終えホテルに戻ってくると、なんと！

お金も返さずに、「もう一度働かせてくれ！」と、ホテルのオーナーにお願いしたそうです。

もちろんオーナーは大激怒しましたが、結果的にもう一度雇ったそうです。

その理由は、ただ一つ

「だってもう一度働かせてくれって言うんだから仕方がない」

でした。

日本では、あまり一般的ではないエピソードを語っていただきましたが、なんだか心が温まるお話です。

あなたならどちらが生きやすい社会？

私も正直、人に迷惑をかけられるとうんざりします。

でも、このインドの教えを聞いたときに、そういえば、私もいっぱい迷惑かけてきたな〜！あの人にも！この人にも！

・・・ちょっと考え方を改めようと思いました。

みなさんなら、

「迷惑をかけあってお互い許しあう社会」

それとも

「他人に迷惑をかけず、すぐさま謝罪を求める社会」

どちらを望みますか？

そういえば、テレビでよく見かける

芸能人が不倫したときなどの、謝罪会見。
記者の方も、配偶者でもないのに謝罪を求めていたり・・・。

また最近では、SNS上での誹謗中傷が問題になっていますよね？

とても悲しい気持ちになります。

もちろん！

状況や内容（犯罪）はもっての外ですが、いつもの生活の中で、他人に迷惑をかけられても謝罪を求めず、許して上げれるような自分になれたらいいですね。

だって、誰にでもミスや勘違いってあります から〜 (^_−)−☆

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以前のブログ　2021.06.10

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