スーパーフード流行っていますが・・・

 

ここ数年スーパーフードがかなりブームになっていますね。

 

海外のセレブから始まり、日本のモデルさんたちの間で人気を集め、特に女性たちの間では話題になっています。

ランチタイムにはスーパーフードカフェに行ってみたり、日曜日に朝ヨガを受けてからのスーパーフードブランチなども、もはやステイタスにされている方も多いかもしれません。

 

でもスーパーフードって、ちょっとお値段お高いですよね…。

女性は、美意識が高いと、それでも食べにいきたいと思ったりしますが、男性にとってはよほど健康志向でない限り嫌がる方が多いようです。

 

 

ところでこのスーパーフード。

一体どういったことが、Superなのでしょうか？

 

まずはスーパーフードについてご紹介。

 

 

 

 

 

 

スーパーフードとは？

 

• 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。

• あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。

• 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

• 日本スーパーフード協会のHPより

 

と表記されております。

 

 

種類としては

 

＊キアヌ

＊アマランサス

＊スピルリナ

＊クコの実（コジベリー）

＊チアシード

＊カカオ

＊カムカム

＊ココナッツ

＊アサイー

＊ヘンプ（麻の実）

＊ブロッコリースーパースプラウト

＊マカ

　etc.

 

確かに、身体には良さそうなものばかりですね。

ミネラルやビタミン、アミノ酸といった栄養成分を豊富に含む植物由来の食品群です。

 

 

 

ですが、実は英語版ののwikipediaではこう表記されているそうです。

 

Wikipedia（英語版）によると、実はこれ完全なるマーケティングのための言葉であり、科学的根拠はほとんどない、とされています。

 

また、栄養士や、栄養学者がこの言葉を使うことはほとんどないと記述されています。

 

 

ってことで、健康に良いとか、美容に良いとか、残念ながら今のところ、実証されていないってことなのです。

 

栄養があるのは間違いなさそうですが、高いお金を出してまで食べる必要があるかと問われればコストパフォーマンスは悪そうですね。

 

 

 

まずは、スーパーフード に頼る前に・・・

 

例えば、ケールは鉄やビタミン、食物繊維や抗酸化物を多く含んでいて、赤血球を造ってくれたり、便秘の解消にもなったり、活性酸素やフリーラジカル（体のサビ）を取り除いてくれるということで、スーパーフードと言われています。

 

しかし、それらと同じ栄養素は、普段からバランスよくいろいろな野菜を食べているだけで、充分なのです。

 

そこにケールを食べたからといって、文字通りスーパーな効果があるかと言われれば、すでに栄養は足りているので、ケールを食べたことによる効果があるとはいえません。

 

特に、スーパーフードに興味があるような方なら、普段の食生活でも意識して野菜を多く摂られていると思います。

 

 

また、遠くの外国で取れた、収穫してから時間が経ってしまったスーパーフードよりも、日本国内、近くの地元の土地で、取れたての旬の野菜の方が、より多くの栄養を含み新鮮で美味しいですよね。

 

さらに言ってしまえば、国内のものを食べることによって、地域の活性化、経済的効果にも良いですから。

 

 

アボカドもスーパーフードの１つと言われていますが、実はカロリーが高く1つ240kcalほどあるようですね。

 

もちろん何が良くて、何が悪いということはありませんが。

 

何より大切なのは、バランスよくいろいろなものを食べて定期的に運動することです。

もちろん好きなものが、たまたまスーパーフードならわざわざやめる必要もありません。

 

どんなにカラダに良いものを食べていても運動しなければ、身体の機能は衰えていきますから。

 

 

まずは、食事と運動！

バランスよくいろんなものをしっかり食べて、しっかり運動していきましょう。