寒い季節には、欠かせないダウン

本日、函館から帰ってきました。

最終日の今日は、昨日と打って変わって一気に気温が下がり朝から吹雪く天気に。

そこで、今回の北海道旅行のために、冬は極寒の国、韓国から取り寄せたダックダウンのコートが、今日は大活躍したのです。

昨日までは、実は熱すぎたんですが・・・。笑

ダウンといえば、19年前の「月9」枠で放送された2001年のドラマ。

木村拓哉さん主演のドラマ『HERO』がきっかけだったと思います。

木村さんが着用されていた山吹色のかっこいい革のダウンジャケットが素敵すぎて、当時は売れに売れた様ですね。

その流行の後追いで、UNIQLO（ユニクロ）から、手頃なダウンが発売されると、冬はダウン！の社会現象にまでなりましたよね。

近年では、ウールコートやスーツの下にも着る事ができるウルトラライトダウンは、冬の寒さには欠かせない定番になっています。

そんなダウンですが、みなさん！ダウンの中にもたくさんの種類があるってご存じでしたでしょうか？

ダウンの種類とは？

その前にまずダウンとは何でしょうか？

ダウンとは水鳥の羽根のことなんです。

そして水鳥の中には２種類あります。

ダック（あひる）とグース（ガチョウ）です。

基本的には、アヒルが安価で、ガチョウが高価なものとされていますが、実はこの値段の差が、ダウンの品質をそのまま表しているわけではなさそうです。

アヒルは食肉用として育てられることが多く、大きくなる前、つまり小さい羽根のまま取ることが多く、しっかりと育っていません。

その上、数も多いので、比較的安価に羽根を取ることができます。

一方ガチョウは、高級食材フォアグラを育てるために、比較的大きく育ててから羽根を取るので、羽根数も多くないため、ガチョウの羽根は高価になりやすいのです。

ただし、ガチョウの羽根は大きく育っているため、保温効果が高くより良質なダウンとなるわけです。

また、これらのようなダウンは希少価値が高いためダウン100％のコートとなると、なかなかの高価なものになります。

そこで、カサを増やすためにフェザーが混ぜられているのですね。

フェザーとは、いわゆる私たちが想像する羽根の形をした鳥です。

このフェザーの割合が少ないほど、保湿効果が高く品質もよくなります。

ダウン70% フェザー30％よりも、ダウン90% フェザー10%の方が、より暖かいダウンコートになります。

最高級なダウンはグースダウン？

私が買ったダウンコートは、グースダウンではなく、ダックダウンのコートだったので、もちろんお値段が張る物ではなかったのですが、実はダックダウンの中でも最高級とされるものがあります。

それは、アイダーダックダウンです。

アイダーダックとは、保護対象になっている水鳥で、北極圏にのみ生息しています。

直接、羽毛を取ることはないのですが、巣を作るのに、自分の羽を使うそうです。

その巣の羽を使って作られるアイダーダックダウンは、最高級のダウンとされています。

ただ、このアイダーダックダウンは基本的には布団の羽毛として使われているようですね。

軽くて暖かい、最高級のアイダーダックダウンで、一度は寝てみたいものです。笑

ということで、水鳥の羽根（ダウン）商品、極寒の冬には必須アイテムですね。

今回、北海道旅行にお供したダウンコートは、デザイン重視で購入したダックダウンコートでしたが、充填量も多く少し重く感じましたが、とても暖かく全く寒さを感じませんでした。

是非、みなさんも寒冷地へお出かけの際には、お手頃なダックダウンコートはいかがでしょうか？