筋肉はつながっている。

多くの方々が悩んでいる腰痛。

立ち仕事でも座り仕事でも腰痛を抱えている人は多いですよね。

腰を丸めたり反らしたりしてみても、その時は気持ち良いですが、改善につながるほどではありません。

また、腰は自分では、なかなかマッサージしづらい部分でもあります。

マッサージを受けに行くにも、時間もないし、料金だって結構かかります。

とはいっても、毎日家族にお願いするのも気が引けますよね。

ところで、そもそも腰が痛いからといって、腰をほぐすだけが腰に良いわけではないんです。

全ての筋肉は、その部分だけのものではなく、他の筋肉にまでつながっているのです。

太ももの裏側の筋肉は、お尻の骨から太ももの裏をとおってひざ下までついていたり、

胸の筋肉は、鎖骨や胸の中心当たりから腕についていたりします。

また腰の筋肉もたくさんあるのですが、背中側の骨盤から背中を通って腕にまでくっついている筋肉もあります。

筋肉などの解剖学について勉強していないと、まさか筋肉が他の部位から部位までくっついているとは思いませんよね。

というわけで、腰痛は、腰だけが原因ではありません。

実は、腰をほぐす以外に改善方法があります。

腰痛が気になるなら腕を伸ばしましょう

重要なのは、広背筋（こうはいきん）という筋肉です。

背中の下の骨盤から腕につながった筋肉です。

現代の私たちの生活では、パソコンやスマホを使う生活が中心で、手の筋肉だけが過度に使われています。

このような生活では腕を遠くまで伸ばすことがなくなり、この広背筋を使う機会が減ると、腰まわりは緊張・衰え・硬く縮まり、痛みの原因になってしまうことが多いのです。

まずは、広背筋をしっかり使うことで、腰まわりの筋肉も伸ばされ、腰痛の軽減につながるというわけですね。

ということで、超簡単な腕を伸ばす運動をご紹介

腰痛改善腕回し運動

腕を伸ばした状態で、肩からできるだけ大きく腕を前から後ろに回します。

１秒かけて１回まわし、７秒で７回まわしましょう。

終われば、今度は後ろから前に７秒で７回まわす。

両腕同時でも、片腕づつでも構いません。

簡単ですよね。

ちなみにヨガも腕を伸ばすポーズが多いですが、肩甲骨から指先までしっかり伸ばすことを意識することで、

広背筋が伸びてくれます。

みなさんも是非、ちょっとしたスキマ時間には試してみてくださいね。

きっと、腰痛緩和に効果があらわれますよ〜！