夜中に足がつることは深刻な睡眠不足にも・・・

最近、季節の変わり目で、少し冷えてきたせいでしょうか。

私も最近、夜中に２回ほど足をつりました。

ちなみに、つるは「攣る」と書くそうですが、一生書く機会がないような難しい漢字ですね。笑

夜中に足がつると、大きな声も出せず、足を伸ばそうにも手が届かず、ただただもがくしかなくて本当につらいですよね…

母も、昔からよく足がつると嘆いていました。

実は50歳以上になるとほぼ全員が夜中に足がつった経験があるそうです。

また、６０歳以上の６%が毎晩！　つっているんだとか・・・。

さすがに毎晩は正直耐えられたものではありませんが、これって、何かしら原因があるのでしょうか？

また夜中に足がつることが頻繁に起こると、深刻な睡眠不足にもつながります。

ただのこむら返りと侮（あなど）ってはいけませんね。

寝ている間に足がつる理由は？

夜中に足がつる理由の一つとして、寝ている間に汗をかくことによって、脱水状況になっていることが原因とされています。

また、就寝中は身体をほとんど動かさないので、心拍数が減り、血行も低下、加えて夏は、冷房冷え、今の時期なら、夏の薄い布団のままで寝てしまうと、足から冷えて、さらに全身血行が悪くなります。

このような状態の条件が揃うと、あらゆる病気になる可能性もでてきます。

そして、寝返りをうったときなど、急な筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して足がつるのです。

まずは、寝る前にはコップ一杯の水を飲む習慣をつけてみてください。

こむら返り予防には有効です。

また歳を重ねるほど足もつりやすくなる理由とは、

運動量が減る→筋肉が減る→血行が悪くなる→疲労物質が排出しにくくなる→末梢神経の興奮をおさえにくくなる→筋肉の細胞が暴走しやすい

といった負の流れになって、様々な病気を引き起こしかねません。

このような悪い状況を回避するために、また何よりもこむら返りを防ぐための大切なことは、やっぱり普段からのマメな運動が欠かせません。

そして、忘れてはいけないのが、運動後のストレッチ！

他にも、規則正しい生活・バランスの良い食生活・ミネラル分の入った水分補給・アルコールやタバコを減らす・ヒールなどの足が疲れやすい靴を避ける。etc.

などちょっとしたことを意識することで、予防にもなるのですね。

気をつけたいのは、重い羊毛布団は、筋肉に刺激を与えてしまいやすくこむら返りが起こりやすくなります。

睡眠時間は、人生の三分の一！と言われていますよね。

少し値ははりますが、羽毛など軽い布団に変えて心地良い生活に変えてみてはいかがでしょうか？

特にこの季節

季節の変わり目といえば、眠りにつく時は暑くても、夜中や朝方は冷え込んで、こむら返りが起こりやすくなります。

皆さんも、身体を冷やさないように今夜も暖かくしてお休みくださいね。