2020年に発表された、2019年の女性の平均寿命は87.45歳

1950年の女性の平均寿命は61.5歳。

ということは、69年間のうちに25.95年も延びていることになります。

平均で、年0.38歳も延びていっているということは、2025年には平均寿命は89.7歳になることになります。

2010年に発表された2050年の女性の平均寿命

それは、90.29歳！

でも、11年前の発表以上に、2020年に発表された数字でいくと、99.1歳になります。

ということは、今現在60歳の方が2050年に90歳を迎えるので、まだまだ30年なんて、余裕で生きることになります。

簡単に言うと、今60歳の方は、今の平均寿命より到底長く生きることができます。

つまり、将来的に90歳を超えて生きている人が一般的な世の中になっていくのです。

たしかに、1950年の平均余命が61.5歳だとすると、還暦がお祝いされていたのも納得ですよね。

100歳越えが当たり前の世の中へ

2025年には、人口が多い団塊の世代が後期高齢者となり、支える側から支えられる側に変わってしまい、支える側の負担がさらに高くなる2025年問題に出くわします。

医療、介護、社会保障費の負担が増え、今ある保障がすべて崩壊してしまうのではないか？・・・という問題です。

またそれに先手を打つ形で75歳以上で年収が200万円を超える人は窓口での医療費負担が1割から2割に引き上げられました。

医療費で考えれば、ちょっと上がっただけかもしれませんが、支払う側からすれば倍になります。

病院を井戸端会議のように使っていた人も確かにいます。

本当に病院にいかなければならない人からすれば、これは大きな負担になりますね。

それでも自己負担を増やさないと財政は持たなく、増やすと高齢者は困る！

本当に大変な時代になってきました。

それでも医療は発達しつづけ、平均寿命は延び続けています。

以前、麻生財務大臣が老後に必要な資金は、年金とは別に2000万円と言われ問題になりましたね。
でも、寿命が延び続けていくこの世の中。
もしかすると、2000万円では足りなくなるかもしれませんね。

老後に必要なお金を試算してみると・・・。

考えたくありませんが、試算してみました！

夫婦二人で考え、旦那さんが65歳まで働くと考えます。

90歳まで生きると考えると、残り年数は25年です。

夫婦2人で最低限の生活費は24万円といわれています。

ゆとりある生活なら38万円。

豊かな生活なら60万円。

仮に最低限の生活をするなら、

24万円×12ヶ月×25年＝￥72,000,000

7200万円は必要となります。

・・・あくまでも最低限の生活で…。

2017年に公表された平均年金支給額は、1ヶ月で、

国民年金が55,464円
厚生年金が147,927円

合計しても、203,391円と最低限の24万円まで37,000円も足りていないのです。

¥37,000×12ヶ月×25年は11,100,000円

そうなんです！

1110万円足りていない計算になります。

つまり夫婦二人で最低限の生活を続けても年金だけなら1000万円以上も足りません。

でもおそらくみなさん老後は自由で豊かな人生を創造されるのではないでしょうか？

ゆとりある老後を望むなら、年金だけなら5300万円ほど足りていませんね。

老後は旅行に行きたい、遊びたいと考えている方は2000万円どころではないことが分かってきます…。

というわけで、

人生まだまだこれからです！

素敵な老後をゲットしていきたいものですね。