実は、糖尿病の合併症により、年間１万人が足を切断しているってご存じでしたか？

糖尿病の合併症により血流障害が起き、足の指が壊疽（えそ）し切断しなければいけなくなるそうなんです。

これは2020年の交通事故による死者数の約3.5倍となっています。

つまり、めったに起きないことではなくて、誰しもがそうなる可能性があるということです。

とても怖い話ですよね。

そんな糖尿病ですが、今や６人に１人がなると言われているほど、もはや日本人の国民病ともいわれています。

そして糖尿病は、自覚症状がないまま進んでいくので、気づいたときには、合併症を引き起こしている病気なのです。

私の父親も、糖尿病の合併症により、肺線維症という肺が硬くなり血液中に酸素が取り込まれにくくなる病気で亡くなってしまいました…。泣

現在、糖尿病予備軍は1000万人とも言われ、最近では、コロナ禍で過食、運動不足、ストレスで糖尿病になる、もしくは悪化している人が増加しています。

今さら聞けない糖尿病とは？

糖尿病とは、膵臓からインスリンが十分に分泌されず、血中のブドウ糖が増え血糖値が上がりすぎてしまう病気です。

健康であれば、血糖値が増えるとインスリンが分泌されて、糖を細胞に吸収し脂肪に変換されたりします。

ですが、糖尿病になってしまうと、インスリンが足りず血糖値が上がり続け、その結果、体温が３９〜４０度で過ごしているような状態ほど身体に負荷が、かかってしますのです。

またアジア人は糖尿病になりやすいと言われています。

それはなぜか？

アジア人は欧米人に比べて、１.５〜２倍程度のインスリンを分泌する能力がないからなのです。

欧米人は、血糖が細胞に取り込まれ脂肪となって太りやすいのですが、アジア人は、糖をなかなか血中に取り込めず、太るよりも先に糖尿病になってしまいます。

さらに追い打ちをかけるように食の欧米化によって、糖の摂取が増え、日本人はますます糖尿病になってしまっています。

その結果、人工透析を受けている人は現在３４万人を超え、死亡数は年３万４０００人と深刻な問題となっています。

糖尿病を予防するには？

糖尿病を予防、もしくは現在糖尿病の方を改善するために６つの方法があるといわれています。

1.健康的な食事
2.適度な運動
3.検査と治療
4.ストレスをコントロール
5.煙草を吸わない
6.アルコールを控える

もはや誰もがしっている健康のための基本常識とも言われるものですね。

実はこの６つの習慣が出来てる健康的な生活をしている人は１４%しかいないそうなんです。

ですが、この健康的な生活をすると糖尿病のリスクが７５％減ります。

ということは、この国民病とも言われる糖尿病に立ち向かうには、なによりも健康的な生活をするのが一番!! ということになります。

誰もがわかっているのに・・・・

身体の病気、心の病気、肥満や美容、すべてに関してこの健康的な生活が一番だとみんなわかっているのにも関わらず、何か特別な方法がないか探してしまうのが、私たち人間の性（さが）なのかもしれません。

糖尿病にもヨガがおすすめ！！

ヨガは内臓まで動かして行くため、過食気味の方や、拒食気味の方が適度な食事をするためにも適しています。

また適度な運動でもあり、そして呼吸をコントロールすることによって、ストレスをコントロールしやすいのです。

そして、自制心も鍛えることができ、タバコをやめることができたり、お酒を控えやすくもなります。

ただヨガは、頭を下にするポーズがあるため、場合によってはお医者様にヨガをしてはいけないと言われることもあります。

すでに糖尿病の方は、まずはお医者様に相談してみてください。

その他、糖尿病に関する最新情報はこちらの本にも書かれています。

ご参考に。

ホリエモン（堀江貴文）さんは、「死にたくない。」という動機から、この糖尿病についての映画を作られたのだとか。

かつて、平成の異端児、革命児とも言われたホリエモンさんは、かなり最新医療について研究されています。

何年か前、ホリエモンさんのクラウドファンディング（インターネットでやりたいことを発表し、賛同してくれた人から広く資金を集める仕組み）において、私も「胃がんの99%はピロリ菌」というピロリ菌検査に小口ながら出資させていただいたことがありました。

そのおかげで、ピロリ菌検査を受けた結果「陽性…」。

早い段階で、ピロリ菌の除去できたことは、今でも感謝しています。

今後、彼が発信していく最新医療情報にも注目ですね！！