肩が痛い、もしかしたら四十肩・五十肩かも!?

突然やってくる肩の痛み。

肩が上がらない・・・。

こういった症状を一般的に四十肩・五十肩と言われています。

そもそも四十肩・五十肩って何でしょう？

四十肩・五十肩とは、加齢とともに肩関節の周辺の膜や靭帯などの柔軟性が低下したり、骨と筋肉をつなぐ腱板が変性し炎症を起こすことによって生じます。

つまり、歳を重ねていくと

肩に無理な負担がかかってますよ〜！

劣化してきていますよ〜！

というカラダからのサインなのですね。

病院では、正式名：肩関節周囲炎と診断されます。

ところで、四十肩・五十肩の違いは？

実は、四十肩も五十肩も同じです。

両方とも肩関節周囲炎なんですね。

昔は、50歳代の方に多い疾患だったので、五十肩と呼ばれることが多かったんですが、最近では、40歳代の方にも多くみられるようになったので、四十肩とも呼ばれるようになったそうです。

やっぱり世の中が便利になってきて体を動かす必要が減ってきたせいでしょうか？

実に、筋力の衰えですね。

そのうち二十肩・三十肩とも呼ばれる時代がくるかもしれません。

気をつけないとですね。

四十肩・五十肩になったらどうすればいいの？

【 四十肩・五十肩の２つの過程 】

急性期：痛み出してすぐはかなり痛い時期。

中には、腱板が断裂していることもあるので、ご自身で判断せずにまずは病院で見てもらう方がいいですね。その場合は整形外科で。

対処法：この時にはできるだけ動かさず安静にしましょう。

慢性期：４〜５日経過少し痛みがましになってくる時期。

対処法：日頃から肩まわりのストレッチをしたり、もちろんヨガも良いです。積極的に動かしましょう。

ストレッチする場合は、肩を回したり、前後・上下に動かすことをクセづけましょう。

ヨガ仲間で、四十肩・五十肩の症状があった方も、腕を使ったポーズは最初出来ていなかったものの、ヨガをやり続けていくうちに、徐々に動くようになり、今では痛みも無いようです。

動かさないと筋膜の癒着が起き、さらに動かなくなってしまいます。

というわけで、

四十肩・五十肩になってしまった方は、無理のない範囲でどんどん動かしてみてくださいね。

お風呂などで温まって血行をよくするのも良いですよね。

痛いから・・・。動かしにくいから・・・。

と、放っておくと更に悪化します！

是非チャレンジしてみてください。

最後に、今は大丈夫な皆さんにも

予防法：普段からしっかり肩周りを動かす生活習慣が大切。

仕事や家事中にも、出来るだけ大きい動作で動くように心がけていきましょう。

なかでも、筋膜リリースがとにかく大切なんです。

私も最近、肩甲骨周りがゴリゴリ音がします。凝り固まってる証拠ですね。

四十肩・五十肩にならないように、音が鳴らなくなるまで毎日しっかり全身ほぐしていきたいと思います。