フランシスコ教皇が来日されました

11月23日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が来日されました。

ローマ教皇が来日されたのは38年ぶりで、故ヨハネ・パウロ２世以来で、２回目となります。

今回の訪問では広島・長崎を訪問し各地で核廃絶を訴えられました。

素晴らしいと思います。

世の中から核を一切合切無くして欲しいものです。

世界中の人々が仲良くできることを切に願います。

ところで、私の記憶ではいつも「ローマ法王」と記載されていた記憶があるのですが、

今回の来日のニュースではどこもかしこも「ローマ教皇」と記載されていて・・・。

まぁ役職の名前が変わっただけで一緒なんだろうな〜と思いつつ。

調べてみると・・・。

なぜローマ教皇になったの？法王は？

やはり辞書等で検索してもローマ教皇＝ローマ法王でした。

なぜ今回からローマ教皇になったかというと、教皇と法王は同じ役職を指すのですが、どちらかというと、正式名称は教皇、そして通称は法王というような感じで使われていたそうです。

そして日本ではずっとローマ法王をつかっていたのですが、38年ぶりの来日ということで、この際正式名称にしようということで、ローマ教皇になったそうです。

ただ、ローマ法王が間違いかというと、そうではなく、今回の来日に合わせて、日本が自主的に変更したそうです。

なぜかと言うと、日本のカトリック教会においては、『教皇』が使われていたからだそうです。

そもそもなぜ『法王』が使われていたかというと、日本にバチカン市国の駐日大使館が作られたときに、バチカン市国から「ローマ法王庁にしてくれという要請があったそうで、現在でもローマ法王庁大使館という名称なんだそうです。

なので、過去38年間ローマ法王と呼ばれるようになったんですね。

今回、日本が訪日の準備を進めていく中で、昔の書物などの記載にも教皇という名での記載の方が多かったらしく、法王→教皇に変更することに決まったようなのです。

という訳で、今後はローマ教皇に統一されます。

最初は間違えてしまいそうですが、みなさんもローマ教皇と呼びましょうね。

それにしても、バチカン市国は国と称されていますが、世界一小さな国。

日本の中にある大阪城が国のようなものでしょうか。