ヨガでは太くならないカラクリ

 

最近のCMではヨガのポーズの映像が組み込まれることが多くなりました。

 

日本でも健康的で生き生きとした女性が流行っているので、そういった女性向けのサプリやヘルシーフード、柔軟剤まで、CMで、ヨガのポーズをよく見かけます。

 

ヨガは、体幹が鍛えられるので、しなやかなで均整のとれた美しい身体を目指す女性には特に人気ですね。

 

しかし、ヨガを実際やってみると、想像してた以上に、脚を大きく開いて踏ん張ったり、片足で立った状態で身体を動かしたりと、意外ときつかったりします。

 

頑張りすぎたあと、筋肉痛で筋肉がパンパンに張ってしまうと、このまま太い脚にならないか不安になったりしませんか？

 

ですが、人間の身体の構造上、ヨガでは太くならないカラクリがあったのです。

 

 

 

 

 

 

遅筋と速筋のちがい

 

みなさん遅筋と速筋って聞いたことありますか？

 

よく長距離選手と短距離選手の筋肉の違いなどで例えられたりします。

遅筋は持久力を発揮する筋肉で、速筋は瞬発的に大きな力を使う筋肉です。

 

ずっと走るけど身体が細いマラソン選手と、短い距離を一気に駆け抜けるすごくたくましい短距離走の選手。

 

どちらが遅筋が鍛えられているでしょうか？

 

もちろん正解は、遅筋＝マラソン選手ですね。

 

速筋は鍛えるとどんどん大きくなり、逆に鍛えないと細くなってしまいます。

 

それに対して遅筋は、鍛えても大きさは変わらずエネルギーの生産効率がどんどん良くなっていくのです。

 

遅筋は特に有酸素運動をするときに使われるので、マラソンやウォーキング、さらには呼吸を大切にするヨガも有酸素運動ですね。

 

なので、一生懸命ヨガをやっていても、筋肉が太く大きくならないのです。

 

 

ただし、注意があります。

 

ヨガでも、息が止まって力が入ってしまったり、ゆっくり動かずに瞬発力をつかって早いポーズをとると、速筋が使われて、筋肉が太く大きくなってしまうのです。

 

最近筋肉がついて、身体が大きくなってきたかも〜？

 

って感じる方は、えいや！っと勢いでポーズをとっていませんか？

 

それでは筋肉がついて身体がゴツくなってしまうので、できるだけ勢いを使わないようにポーズはゆっくりとっていきましょう。

 

また勢いでポーズをとってしまうと、怪我の原因にもなりやすいので、絶対やめましょうね。

 

もし、すでに最近筋肉が硬くなったと感じる方は、しっかり筋膜リリースをしてほぐしてあげましょう。

 

Be FIN!でも、筋膜リリースグッズを取り扱っていますので、お店の方ものぞいてみてくださいね。

 

 

勢いを使わないでポーズをとるって、とても大変かもしれませんが、その方がよりあなたの目指す美ボディにきっと近づけるはず！

 

 

ただし、健康維持の観点から言うと、速筋は20代をピークに年々減っていきます。

 

筋肉量を維持するためにも、

ヨガで有酸素運動、

筋トレで無酸素運動も、

生活の一部に取り入れることをお勧めします。

 

 

なんでもバランスが一番ですからね。

 

以前のブログ（2019.11.15）

手っ取り早くヒップアップしたいなら ◯◯がおすすめ！

 

 

を参考に、是非、無酸素運動も試してみてくださいね。