すぐにでも禁煙を始めましょう!

このblogの読者の方は、そもそも喫煙者は少ないかと思いますが、まわりにはタバコを吸っている方がいらっしゃるかもしれません。

そんな方々の中にも、今更タバコをやめてもね〜。

なんて思われている方もおられるかもしれませんが、そんなことはありません。

実は、１日にどれだけタバコを吸っていても、何年タバコを吸っていても、今何歳であろうがタバコをやめると、細胞が回復するそうです。

タバコを吸っている方は気道の細胞が傷つき、がんになりやすくなってしまうのですが、過去にタバコを吸っていた方でもタバコをやめたことによって、最大肺細胞が40%回復するそうです。

またインフルエンザウィルスに感染する可能性が、非喫煙者と比べて５倍高くなるという研究結果もあるそうです。

まさに百害あって一利なしといったところでしょうか？

電子タバコはどうなの？

ここ数年、IQOS(アイコス)を筆頭に大人気の電子タバコ。

紙タバコよりも煙が少なく、マナーと健康のために乗り換えている人も増えましたね。

ところがそんな電子タバコも、慢性肺疾患のリスクが増加するという研究結果が出ています。

慢性肺疾患とは

＊ぜんそく

＊気管支炎

＊肺気腫

＊慢性閉塞性肺疾患（COPD）

　などです。

非喫煙者と比べて、電子タバコを吸っている方は、なんと1.3倍も慢性肺疾患のリスクが増加するそうです。

ただ、紙タバコは非喫煙者と比べて、2.6倍もリスクが増加するそうなので、やっぱり電子タバコの方がまだ良いみたいですね。

ただ一つ注意点があります!!

なんと電子タバコと紙タバコ、両方吸っている人は、非喫煙者に比べて、慢性肺疾患のリスクが３倍に増加するそうなんです。

我慢できないときは紙タバコ、吸わない人の前や、我慢できるときは電子タバコ。

と、使い分けている方は注意が必要です。

それならまだ紙タバコだけを吸っているほうが良いのかもしれませんね。

決して良い訳ではありませんが…。

というわけで、両方吸っている方は、まず、電子タバコだけにして、さらにできるならタバコをやめるようにしていけたら良いですね。