鼻呼吸は病気を遠ざける

口呼吸はダメで鼻呼吸が良い。

こんな話はなんども聞いたことがあるかと思います。

口呼吸だと、全身に酸素を取り入れる時、心臓や血管に負担がかかるので、体内の酸欠や、前頭葉に負担をかけ、認知症の要因となったり、眠りの質が下がる、舌を噛みやすくなる、顔がたるむ、風邪やインフルエンザにかかりやすいなど、デメリットだらけです。

以前のブログ　2020.05.06

マスクをするのは良いけど、口呼吸になっていませんか？

反対に、鼻呼吸は脳にもたくさん関わっています。

鼻から息を吸い込むことによって、脳に十分な酸素を行き渡らせ、鼻から吸う空気は冷たくさまされるので、その冷たい空気が、熱くなった脳を冷やす冷却機のような効果もあります。

また、鼻呼吸により、全身にも十分な酸素が行き届いて、自律神経を整えてくれるので、心も整います。

でも、鼻呼吸が良いとわかっていても、鼻づまりがひどくて、鼻では息が出来ない時もありますよね。

慢性的な鼻水や鼻づまりがあるなら、病院に行く方がよいと思いますが、自分でできるセルフケアがあります。

鼻づまりを防ぐ６つのセルフケア

❶：鼻うがい

聞かれたことはあると思いますが、なかなか怖くてできない方も多いかもしれません。

私も最初は怖かったのですが、慣れてくるとかなり快適です。

方法は、ぬるま湯250mlに２グラムちょっとの塩をいれます。

これで、人間の身体と同じような塩分濃度になるので、鼻に入れても痛くないのです。

もちろん冷水だけならかなり痛いですよ〜。

それを鼻うがい用の容器に入れ（私は普通のコップでやってます）容器の先を片方の穴にいれます。そしア〜と叫びながら（液体が通りやすくするため）注いでいきます。

反対の穴と口から鼻の中の汚れがでてきます。

反対側も行いましょう。

最後に軽く鼻をかみますが、強くかむと、耳の方に液体が移動してしまうこともありますので、注意が必要です。

❷：玉ねぎをスライスして深呼吸

玉ねぎの成分「硫化アリル」と「ケルセチン」が鼻づまりを解消してくれます。

方法は簡単。

スライスした玉ねぎを鼻に近づけて、思いっきり何度か深呼吸しましょう。

❸：ペットボトルを脇で挟む

身体の側面を圧迫すると交感神経が刺激されます。

右の鼻がつまっている場合、左脇から指３本分下に、水の入ったペットボトルを挟み、圧迫するとつまりがとれます。

左右同時だと意味がないので、片方ずつ行いましょう。

❹：鼻毛を掃除しすぎない

鼻毛は出ていると恥ずかしいですが、掃除しすぎると、フィルターがなくなり、細菌やウィルスが入り込みやすくなったり、アレルギーの原因にもなって、鼻づまりの原因になりやすいです。

ほどほどにしておきましょう。

❺：有酸素運動

全身に新鮮な酸素を送る有酸素運動を行うと、交感神経が活発になり、血流もよくなり自然と鼻づまりも解消されます。

ヨガは特にオススメです。

❻：掃除

家や職場に埃が多いと、呼吸と一緒に鼻にたまり埃の細菌が鼻の中で炎症を引き起こします。

そして、身体に入った埃を外に出そうと鼻水がでるようになります。

常日頃からお掃除はこまめにして埃がたまらない生活を心がけましょう。

いかがでしょうか？

鼻づまりがひどい方、是非日頃からこういったセルフケアをして健康に良い鼻呼吸習慣をつけてみませんか。