両方似てるけど、どこが違うの？

扇風機とサーキュレーターの違いってご存知です？

数年前から流行っているので、すでにご存知の方も多いと思います。

なんとな〜く知ってるようで知らない、なんて方も・・・。

今日は改めてご紹介。

まず扇風機について

こちらは昔からあります。

首が長くて床に置くタイプや、壁にかけるタイプ、ドイツメーカーのダイソンから今や羽根のない扇風機まで出ていますね。

去年から流行ってるのが、首からかけるタイプやハンディタイプ。

PC脇に置けるUSB卓上扇風機なんてのもありますね。

実は、こういった扇風機は、人に風を当てて、涼ませるのが目的なのです。

そして、近距離で広範囲に風を送ります。

次にサーキュレーターについて

サーキュレーターはここ数年で一気に普及しました。

基本小型で、床に置くタイプですね。

風向きが変わるものや、動かないものもあります。

このサーキュレーターは空気を撹拌（かくはん）させるのが目的で、範囲はせまく、その分力強く遠くまで一直線に風を送ります。

扇風機とサーキュレーターどっちがお得？

では、扇風機とサーキュレーターならどっちがお得なんでしょうか？

ちなみに電気代はどちらも１時間で約１円程度です。

あくまでも扇風機は、直接風を当てるものなので、風に当たって涼みたい方用ですね。

しかし、サーキュレーターは、エアコンの電気代を抑えるためだったり、部屋の温度を均一にするために空気を撹拌させてくれるものです。

例えば、夏の暑い日に、エアコンをつけると、冷たい空気は床に溜まり、暖かい空気は天井に溜まります。

これにより、足だけ冷えて、夜の就寝時、昼間冷え切った足だけが熱くなり寝づらい現象が起こるのですが、皆さんもご経験ありませんか？

そこで、サーキュレーターをエアコンから対局線側の位置からエアコンに向けて動かすと、床に溜まった冷たい空気は天井に溜まった暖かい空気と混ざり、部屋の温度が均一化してくれます。

というわけで、

サーキュレーターの効果によって、エアコンの無駄な電力を抑え、早く涼しい部屋になるのですね。

もちろんサーキュレーターは冬にも使えます。

冬にエアコンをつけても、天井ばかりが温まりやすいですが、サーキュレーターをつけると、部屋全体が温まり、足元も気持ちよく温めてくれます。

というわけで、サーキュレーターの使用は節約と快適には是非おすすめなのです。

直接、風を浴びて、涼みたい扇風機とは別に、この優れもののサーキュレーターを生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか？