花粉症はなぜ起こるの？

 

花粉症の方にはつらい季節になってきましたね。

 

私も、以前アレルギー検査をしたことがあります。

結果はアレルギー反応無しでしたが、毎年３月下旬くらいになると、２〜３週間ヒノキ花粉に弱いのか目がしょぼしょぼします。

鼻水やくしゃみがひどい方に比べたら、まだ症状は軽いですが・・・。

 

 

そもそもこの花粉症、なぜ起こるのでしょうか？

 

 

花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。メカニズムとしては、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。

また、花粉症の他にダニなどのアレルゲンによって引き起こされる鼻炎は通年性アレルギー性鼻炎と呼ばれます。最近では花粉症と通年性アレルギー性鼻炎の併発や、複数の花粉に反応する花粉症など、ほぼ一年中症状に悩ま されるという人も少なくありません。

アレジオンのHPより

 

簡単に言うと、鼻や目などに花粉が入り込むとその免疫反応によって鼻水がでたり、鼻づまりが起きるといことですね。

 

でも花粉症の人だけが花粉にさらされているわけではありませんよね。

 

 

 

 

どういう人が花粉症になるのでしょう？

 

花粉症になりやすい人

 

　＊遺伝的にアレルギー体質

　＊睡眠不足

　＊ストレス過多

　＊自律神経の乱れ

　＊食生活の乱れ

　　etc.

 

 

やっぱり

規則正しい生活と適度な運動が必要になってくるのです。

 

 

みなさん、気付かれませんか？

お年寄りの方は若い人に比べて、花粉症の方が少ないことに。

 

実は、こちらについてはまだ研究はされていないようですが、和食を主に食べていると、花粉症になる確率が低いとも言われています。

 

 

 

花粉症になったらどうすれば良いの？

 

少しでも症状を軽くするためには、とにかく花粉をガードすることです。

 

　＊マスク

　＊サングラス

　＊メガネ

　＊帽子

　＊花粉がつきにくい表面がツルツルとした服

 

などを身につけるのが良いと言われています。

 

 

また、

家の中に、花粉を持ち込まれないよう、家に入る前には、服についた花粉を叩いて落としたり、帰宅後すぐに、うがいや洗顔をすると良いですね。

花粉対策にも、こまめに家の掃除をしましょう。

 

 

 

花粉症にいい食べ物は？

 

まずは、アレルギー反応を抑えるためにも、免疫力を向上させなければなりません。

そのためにも、腸内環境を整えていく食品のご紹介。

 

 

乳酸菌

腸内環境を整えると聞けば、やっぱり乳酸菌ですね。

乳酸菌は腸の免疫力UPに繋がり、肌荒れや便秘を起こす悪玉菌の増殖を抑えてくれます。

 

　＊納豆

　＊ヨーグルト

　＊チーズ

　＊ぬか漬やキムチ

　＊お味噌や酒粕

　＊お酢

 

こういった食品は、乳酸菌を多く持つ発酵食品です。

意識して取り入れていきたいですね。

 

 

食物繊維

食物繊維には、

血糖値の急激な上昇を抑える水溶性食物繊維と、便通を促進する不溶性食物繊維があります。

どちらも乳酸菌のエサになるのでバランスよくとりたいですね。

 

　＊ライ麦粉（穀類）

　＊切り干し大根（野菜）

　＊乾燥きくらげ（きのこ）

　＊干しいちじく（果物）

　＊乾燥インゲン豆（豆類）

　＊いりごま（種実類）

　＊ひじき（海草）

 

食物繊維を多く含む食品のトップクラスです。

 

やっぱり、和食に使われる食品が多いですね。

お年寄りに、花粉症が少ない理由として納得できます。

 

世界各国の料理も美味しいですが、私たち日本人のDNAに合う食材を多く取り入れていきましょう。

 

 

 

それでもつらい場合は花粉症を抑えるお薬を利用しましょう。

なるべく症状が軽いうちから利用することによって、花粉のピーク時にも症状を抑えられるそうです。

 

 

 

現在は、世界的にもコロナウィルス問題で大変ですが、インフルエンザも花粉症も、対策には共通点があります。

いままで対策を取っていなかった方もこれを機に習慣付けていきましょう。

 

もちろん、ヨガで運動して、健康な身体づくりも忘れずに。