デスクワークで腰がつらい

テレワークでより座りっぱなしの方も多いかもしれませんが、デスクワークで座りっぱなしだと、腰が痛くなってきますよね。

腰がつらくなる原因は、座り方にあります。

座る時に腰が丸まっている方は、お腹の筋肉が縮んで、腰の筋肉が伸びた状態で負荷がかかっています。

その結果腰が痛くなります。

もちろんそれだけではありませんが・・・。

背中がま丸く前かがみになると、骨盤が後ろに倒れ、後傾した状態になります。

この状態はお尻の筋肉が縮まっていますので、そのまま長時間座ってしまうと、お尻に筋肉が凝り固まってしまい、固まったお尻の筋肉に、背中の筋肉が引っ張られてしまうのです。

つまり腰が痛くなる理由は、腰だけでなくお尻の筋肉の凝りに原因があります。

腰が痛いからと、腰だけではなくお尻をしっかりほぐしてあげることによって腰痛改善になります。

お尻が凝らない座り方とは？

何気なく座っていると、腰がまるまっています。

腰に負担をかけない為には、まず座り方が重要なのです。

そもそも骨盤は、少し前傾しているのが正しい位置なのですが、どれくらい前傾すれば良いのかご存知ですか？

簡単な目安としては、腰骨と恥骨を結ぶ三角形が床と垂直になる状態で座ってみましょう。

そうすることで、骨盤が正しい位置に近づきます。

背骨本来のS字カーブも描きやすくなり、腰の負担も減ります。

またそもそも既にお尻が凝ってしまっている方には、座ったままできるストレッチがあるのです。

お尻が凝っている方にオススメのストレッチとは？

椅子にかけた状態で、片足の足首をもう片方の足の膝上におきます。

その状態のまま、胸とあげてる足のくるぶしが近づくように胸を下ろしていきましょう。

ポイントは、腰が丸まらないように気をつけること。

お腹から下ろすイメージですね。

片方が終わったら、足を入れ替えて、もう片方のお尻をほぐしてあげましょう。

また、胸を降ろす時に、あげている足の膝が上がってこないように、脛（すね）を床と平行に保つように意識しましょう。

その他、おすすめのほぐし方は、筋膜リリースボールを使うことです。

床に座っている状態や、寝転んでいる状態の時に、お尻を筋膜リリースボールの上において、上下左右にお尻を揺らしてあげましょう。

できるだけお尻のいろんな部分に当たるようにお尻を動かしてあげると、ほぐれて気持ちいいですよ。

もし痛いところがあれば、そこは特に凝っているところです。

是非念入りにほぐしてあげましょう。

デスクワークである以上、座ることは避けられませんが、座り方を気をつけること！

そして、お尻をしっかりほぐしてあげること！　によって、少しでも腰の負担を軽減出来るので、是非毎日の習慣に取り入れてみませんか。