反対がわずかに上回る

本当に僅差（きんさ）の結果でしたね。

本当に残念でなりません。泣

私は開票が始まった２１時すぎから、NHKの番組にかぶりついてみていました。

速報の進捗は、わずかながら賛成多数のまま開票が進んでいましたが、賛成が多いのにも関わらず、開票途中に、反対が多数確実という結果がでてしまいました。

確か前回2015年の都構想のときも、そうでしたね…。

賛成の方が僅差で多い状態で、反対確実の速報がでるのはなんだか残念でなりません。

なぜなら、1,300,000票以上の９８%を開票している状況で、11,000票の１%以下しか差がない状況だからです。

もしかすると、反対優勢ってことがもっと早くにわかってるのに、視聴率を取るためにわざと賛成優勢に報道して最後にひっくり返してるんじゃないの？って、思うほどです。

賛成派の私にとってはちょっと腹立だしく感じましたが、こんなに大規模で接戦の選挙ってなかなか見られません。

ここ最近で一番面白い番組だったかもしれません。笑

しかも自分が住んでいて、参加した選挙なので、ならなおさらですね。

これが大阪市の民意

そうなんです。

結果が全て

選挙で否決されたので、都構想には反対なのが民意なんです。

でも本当に接戦だったので、反対がわずかに上回っただけで、大阪市民のほとんどが反対しているように聞こえるのは悲しい限りです。

これを機に、松井市長は責任を取る形で、任期をもって政界を引退。

吉村府知事は、任期中に進退を考え、都構想を掲げることはもう無いと明言されました。

大阪都構想のない維新の会は今後どのように選挙を戦っていくのでしょうか？

大阪都構想に反対した自民党や共和党は今後どのような働きをするのでしょうか？

正直、私は反対派の民意を耳にすることがあまり無かったのと、大阪を変えたい！変わりたい！の気持ちから、２回目にして必ず可決されると信じていました。

残念ながら、この思いは結果に繋がりませんでしたね。

これが民意！結果が全てなんです。

でも、今思えば今回の敗因は、わかりやすさに欠けていたのかもしれません。

もし大阪市が無くなったら、こんなにいいことがあるとの明確性が弱かったのかもしれませんね。

政治に興味がない場合、利点がわからないのに、生まれ育った愛する大阪市、または各区が無くなるなんて嫌に思うのは当たり前で、わざわざ無くす必要なんてないじゃないと思う方も多かったはず。

奇しくもコロナ禍によって支持が増えた吉村府知事なので、任期満了までにもう一度、都構想に再チャレンジしていただきたいと思います。

失敗を積み重ねて、軌道修正していけば、３度目の正直が起こるかもしれません。

今夜、大阪都構想が否決されましたが、今後の大阪府政、市政がどのような動いていくか、住民としては今後の大阪に期待しつつ見守って行きたいと思います。

選挙に関わられた皆さまお疲れ様でした。