売り切れ続出中のパルスオキシメーターとは？

みなさんパルスオキシメーターってご存じでしょうか？

先日テレビで紹介されてから注文殺到で、私もついついテレビに乗せられて買ってしまったのですが、ネットで注文後、お店から、予想以上の反響で出荷が遅れるという連絡がきました。

そんなパルスオキシメーターとは、一体どんなものなんでしょうか？

パルスオキシメーターとは簡単いうと、血液の中にどれだけ酸素を取り込めているか？そして、脈拍数を測ってくれる測定器です。

血液の中にどれだけ酸素を取り込めているかというのは、動脈血液酸素飽和度（SpO2）で表わされます。

健康な方であれば、SpO２の正常値は96%~99%。

そこから３〜４%低下すると、肺や心臓の機能が低下していると考えられます。

つまり、普段からご自分の平均値を計って知っておく必要がありますね。

また、SpO２が９０%以下になってしまうと、すでに呼吸不全になってしまっている可能性がありまうす。

コロナウィルスに大活躍のパルスオキシメーター

本来ならSpO２の値が９０%を下回ると、苦しくなりますが、新型コロナウィルスの感染者の中には、最初のうちは、この数値が70~80%台になっても、苦しくない患者がいました。

しかし、こういった方は、容体が急変して、亡くなってしまうという、なんとも残酷なウィルスです。

ということで、このような容態急変の前兆を見逃さないためにも、このパルスオキシメーターが大活躍するのです。

ただ、喫煙者や、高齢者、肥満の方は、正常値より約２〜５%低くなってしまいます。

SpO２が低い喫煙者や、高齢者、肥満の方は、コロナにかかったときに、すぐにSpO２が下がってしまい、苦しくなり、重症化しやすいということです。

ヨガはコロナに負けにくい身体を作る？

科学的根拠は、なにもありませんが、ヨガは呼吸を大切にします。

ポーズ中も呼吸を止めないようにすることが、呼吸法の練習でもあります。

普段の呼吸が浅くても、練習によって速い呼吸から、深くゆっくりの呼吸に変わっていきます。

この深くゆっくりな呼吸がSpO２を高めてくれるのです。

そしてSpO２が高く、健康な肺と心臓があれば、コロナも重症化しにくいのではないでしょうか？

この強い味方、パルスオキシメーターで日々の状態を知っておくことは、今後のwith コロナには欠かせないものかもしれません。