話す機会が減ると声も老化する？

最近、なんだか声が変 ・・・ !?

カラオケで高音が出せない・・・。

となると、カラオケも行くのが嫌になってきますよね。

また、

トイレで息めなくなった・・・!!

瓶の蓋を開けられなくなった・・・。

など、力を入れ辛いのは、声の老化が関係しています。

声の老化＝全身の老化

コロナ禍の影響で人と会う機会が少なくなった方も多いかと思います。

実は、話す機会が無くなることで、今まで以上に声の老化が早まる可能性があるのです。

それ以外にも、のどの乾燥や発声方法なども関係するのですが、普段からトレーニングでケアすることが大切になってきます。

その前にまず、声帯の老化チェックをしましょう。

以下の症状の中で、２つ以上当てはまれば注意が必要です。

①：人から声が変わったと言われた。

②：昔と同じキーで歌えなくなった。

③：しばらく黙っていたら、第一声が出にくい

④：少ししゃべっただけで話し疲れる

⑤：滑舌が悪くなった

⑥：声がガラガラしたり、かすれたりする

⑦：「あー」と小さな声を出して一息で以下の秒数が続かない。

男性の場合…50歳未満25秒、50~69歳15秒、70歳以上12秒

女性の場合…50歳未満15秒、50~69歳12秒、70歳以上10秒

いかがでしょうか？

声帯の老化に当てはまりませんでしたか？

全身の老化を遅らせるためにも、まずは、ご自身の声帯の老化サインを知り、しっかりケアをしていきましょう。

声帯の老化を防ぐためにできること

❶.正しい姿勢で積極的に声を使う

現在LINEなどとても便利で、メールやLINEだけで終わらせることも多いと思いますが、たまには電話を使って、話すことを意識しましょう。

また歌や朗読をお腹から声を出すイメージをもって行うのも効果的。

さらに英語は自然に腹式呼吸になるので、良いそうです。

特に重要なのは、姿勢が悪いとあまりお腹も声帯も使えません。

できるだけ正しい姿勢を意識しましょう。

❷.声帯に気を使った生活にする

喉の乾燥は声帯を痛める原因になります。

また、過労や寝不足、体調不良やストレスの溜め込み。

糖質や脂質、カフェイン、炭酸飲料、アルコールなどのとり過ぎはよくありません。

適度・適量を心がけた生活をしましょう。

中でも、喫煙すると、声帯がむくみ、悪影響を与えます。

❸.声帯若返りエクササイズを行う

(1)：胸の前で、左右の指を上下に引っ掛け、大きく息を吸います。

(2)：組んだ両手を左右に引っ張り合いながら、３〜５秒息を止めます。

(3)：力を抜いてゆっくり息を吐きます。

(1)〜(3)を、５〜１０回を１セットとして朝昼晩１セットずつ行いましょう。

体に力をいれることで、声帯が縮まり、声帯付近の筋肉が鍛えられます。

少しきつければ、秒数を減らしたり、回数を減らしたり、無理のない程度に少しづつ行いましょう。

※クラクラするまで息を止めたり、立ちくらみがするまで行わないように気をつけましょう。

※力を入れた状態で、声をだすと声帯を痛める可能性があるので、声を出さずに行いましょう。

いかがでしょうか？

エイジングケアには、声帯を鍛えていつまでも若々しい声をキープしたいものですね。