寿命が縮まる一番の原因は「〇〇」

いつまでも、健康で、長生きしたいというのは、みんなの願いではないでしょうか？

しかしながら、日本人がよくやってしまいがちな悪い習慣があります。

それは、健康寿命を縮めてしまうと言われている３大悪習慣。

まず、その悪習慣３位はというと・・・

３位：運動不足

運動をしていれば、一般的にリスクを減らすことができる割合があります。

＊死亡率：５０%

＊心臓疾患：６０%
＊がん：３０%
＊糖尿病：５８%

＊認知症：５０%

もし運動不足ならリスクはその倍になるのですね。

では、どれくらい運動すれば良いかといえば、１日たった２０分の早歩きで良いのです。

１日１０分の早歩きでも寿命は１.８年延び、１日２０分なら４年半も伸びるそうです。

２位：孤独

孤独は自由ともとらえられ、１人でいることへの不自由さを感じない方も多いかもしれません。

よくニュースで耳にする悲しい孤独死というのは、あくまで何かあったときに、対応できない、救急車を呼べないということだけだと思っている方も多いかもしれませんね。

実は、孤独から始まる健康への悪影響はかなり大きいのです。

社会的つながりがある人はない人に比べて、早期死亡リスクが５０%も低下します。

それは、タバコでいえば１日１５本、飲酒でいえば、アルコール依存症の２倍、運動不足と肥満の３倍も健康に悪影響を与えます。

さらには、孤独を感じて寂しく思っている人は、健康な人に比べて、脳や心臓、そしてメンタルに絶大な悪影響を与えてしまいます。

＊死亡率：１.３~２.８倍

＊心疾患：１.３倍

＊アルツハイマー病のリスク：２.１倍

＊認知機能の衰え：１.２倍

＊うつ病：２.７倍

＊自殺念慮：３.９倍

都会暮らしでは、なかなか近所付き合いも少ないですが、その点、田舎に行けば行くほど地域の団結力が育まれているので、まだ救いですね。

１位：睡眠不足

健康に悪影響を与えるものとして、睡眠時間は人によって千差万別、起きる時間も寝る時間もバラバラ。

また研究自体も長い期間を必要とするものですから、研究が難しく長年に及んだ様です。

その研究結果を見てみると、睡眠時間が６時間未満の方は、正常な人と比べて、寿命の倍率がかなり上がります。

＊ガン：６倍

＊脳卒中：４倍

＊心筋梗塞：３倍

＊糖尿病：３倍

＊認知症：５倍

＊うつ病：５.８倍

＊自殺率：４.３倍

また最近の研究結果では、睡眠不足の方はアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータ蛋白が脳にどんどん溜まっていくということも分かっています。

長寿のためにも、７時間以上、最低でも６時間は睡眠時間を確保すよう心がけてみてはいかがでしょうか？