「神は細部に宿る」の言葉の意味は・・・。

この言葉、私は結構好き♡です。

この言葉を作った人は諸説あって、定かではないのですが、ドイツのモダニズム建築家ミース・ファンデル・ローエさんが広めた言葉なんだそうです。

この言葉の意味は

物事を大きくとらえて、細部をおろそかにしては意味がない。

ちょっとわかりにくいので、わかりやすく言うと、

見た目は、すっごくお洒落な家を建てたけれど、住みにくい。

住みやすいところまで考えて建てたかどうか？

住みにくい家では、家ではない。

というような感じです。

ヨガでも「神は細部に宿る」

インストラクターさんの誘導をしっかり聞いていますか？

例えば、ダウンドッグのポーズ

インストラクターさんが、背骨を伸ばしたままお尻を上げて 、と言ったとします。

お尻を上げることに意識が取られて、背骨を丸めたままお尻をあげていませんか？

お尻を上げるのが目的ではなくて、しっかりカラダを伸ばすことに意味があるので、

背骨をまっすぐ伸ばす、という細部にまでこだわらなければ、見た目もよくないし、効果が半減してしまうので、とてももったいなく感じます。

・背骨伸ばしているつもり

・足をまっすぐ上げているつもり

・つま先・指先まっすぐ伸ばしているつもり

・ヒザも曲がっていないつもり

このつもりが、邪魔をしていませんか？

もちろんカラダの状態、痛みや怪我によって出来ない部分があるのは仕方ないのですが、

ポーズをとる時は、頭のテッペンからつま先まで意識することによってポーズの完成度がかなり違ってくるのです。

「神は細部に宿る」

この意識を繰り返すことによって、1ヶ月後、１年後のカラダは、素晴らしく変わってくると思います。

みなさんも、大切なヨガの時間、できる限りカラダの細部まで意識して、レッスンを受けてみてくださいね。

意識一つで、同じレッスンが、普段の何倍もの効果に変わるかもしれませんよ〜！！！