9000人の調査結果で判明したのは？

緑内障の方にとって、以前から、眼圧を上げるものとして、カフェインの摂取を控えるようにと、言われることも多かったそうです。

しかし、最近になって、過剰でなければカフェインをとっても問題がないようですね。

私も最近、目の検査で緑内障の初期の初期と診断され、様子を見ている段階ですが、眼科のお医者様からカフェインを摂らないようにと伝えられたことはありませんでした。

京大の研究チームによると、コーヒーを飲んでいる人は、飲んでいない人よりも眼圧が低いという研究結果がでたそうです。

ちなみに緑内障とは、視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気です。

眼圧が上がることによって、神経が圧迫され、症状として、視野がかけたり、視力が低下したりします。

場合によっては失明に至ることもあるそうです。

１日３杯以上でさらに眼圧が下がる？

さらにコーヒーを飲む杯数を『 飲まない・１杯・２杯・３杯以上 』までの４段階に分けた実験では、飲む杯数が多いほど、眼圧が低い傾向にあることが判明しました。

では、コーヒーを飲めば緑内障は大丈夫！・・・と思いたいですよね。

注意が必要なのは、コーヒーを飲めば眼圧が下がっても、今のところ緑内障の予防になったり、治るというわけではなく、あくまでそういう傾向にあるというだけで、まだ因果関係までは判明されていないようです。

特に日本人の多くは眼圧が低くても発症する場合もあるらしく、正常な眼圧でも緑内障が発症します。

また４０歳以上の人の２０人に１人は緑内障と診断されていて、加齢とともにたくさんの方がかかる病気ともいえるのです。

今後さらに研究が進んで、緑内障には予防・治療に有効な嗜好品としてコーヒーが認定される日が来ると良いですね。

そうなるとコーヒーの成分を抽出したサプリメントなども増えてくるのかもしれません。

現在の医療では、緑内障は決して治る病気ではないですが、失明を回避するためにも、初期段階から点眼などでコントロールして定期検査をしながらうまく付き合っていく病気でもあるようですね。

皆さんも目に異常を感じたら、すぐ病院へいってください。

特に４０歳以上の方は、定期的に検査を受けることをオススメします。

というわけで、コーヒーがお好きな方は、気にせず飲ましょう。

・・・適量ですよ〜笑