いつものことが面倒に感じたら

なんとな〜くやる気が出ない時って、ありませんか？

普段難なくやっている家事や掃除、仕事などが、ちょっと面倒に感じる、集中できない、考えるのがイヤ、すぐ飽きる、何に取りかかるにも腰が重い。

それは、もしかしたら、重大な病気！？・・・ではなく水分不足なんです。

しかも、ほんのちょっとの。

実はアメリカの実験で、水分量が適正な状態と、水分量が1.5%失われている状態（喉が乾かない程度）での、認知テスト(覚醒状態、集中力、反応速度、学習能力、記憶力、論理的思考力を測定する内容)を行ったそうです。

すると、女性の方が、水分量が減った影響が大きく、頭痛、疲労感、集中力の低下などが起こったのです。

また、途中その実験テストをすること自体も億劫（おっくう）になったのだとか・・・。

そして男性は、覚醒状態の低下、記憶力の低下、疲労や緊張、不安を感じました。

たった1.5%でここまで、変わるってすごいですよね。

水分補給が大切なのは常日頃から

最近では、熱中症対策として、家にいても、水分補給の大切さはかなり認知されてきましたよね。

なんといっても熱中症の半分は家の中で起こっているので、水分不足には注意が必要です。

ここ最近は、梅雨で肌寒く感じる日もあります。

汗が出ないと水も欲しませんが、常に気づかないまま皮膚や髪の毛などからも、水分は失われ続けています。

そして喉が乾いたと感じる頃には、身体から悲鳴が上がっていると大げさに考えた方が良いほどなのです。

暑い日も、雨の日も、冬の寒い日も、365日、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

以前のブログ　2019.11.25

冬直前！ 寒くても水分補給は忘れずに。 

このブログ内容では、人間は60％の水分で出来ていると。

50kgの体重の人を例にすると30kgが水分ですよね？

・・・ということは、不調を感じるマイナス水分量は。

30kg=30L(水の比重は1)×1.5％＝0.45L(450ml)

そう！たったー450mlで不調を感じ始めるのです。

面倒に感じる、集中できない、考えるのがイヤ、飽きっぽい、腰が重いなどの不調は仕事にも影響がでてしまいます。

やっぱり毎日を、元気一杯！やる気満々！で過ごしたいですよね？

みなさんも是非ご自分の不調マイナス水分量と必要水分量を把握してみましょう。

（例：体重50kg）

水分量＝50kg×60％＝30kg

不調マイナス水分量＝30kg×1.5％＝0.45L

必要水分量＝（30ml/1kg）×体重50kg＝1.5L

利尿作用飲料摂取時は（コーヒー180ml３杯の場合）×1.1倍＝＋594ml

この時期、熱中症のためだけではなく、日々最高のパフォーマンスを発揮するためにも、こまめな水分補給で、これから迎える暑〜い夏を元気に過ごしてみませんか？