その前に鬼滅の刃って？

現在放映されている空前のブーム、劇場版『鬼滅の刃』無限列車編

「鬼滅の刃」は、もともと2016年11号から2020年24号まで連載された『週間少年ジャンプ』の漫画です。

じわじわと人気を集め、今年の映画の公開では、興行収入では、とうとう2013年『アナと雪の女王』を超えて、歴代３位にまで昇りつめました。

ちなみに１位は、2001年『千と千尋の神隠し』

株式会社スタジオジブリの功績のおかげで、日本人にとっては老若男女、アニメ好きになった方も多かったと思います。

そして、２位は『タイタニック』

後ろから抱きしめるシーンが有名ですよね。

どちらも大流行しました。

今後も劇場版『鬼滅の刃』無限列車編は、どこまで順位を上げていくのか楽しみですね。

ところで、みなさんの中でも今流行っていると知りながらも『鬼滅の刃』が一体どんな物語かご存じでない方も多いかと思います。

『鬼滅の刃』ってどんな物語？

主人公は、７人家族の長男、竈門 炭治郎（かまど たんじろう）。

病弱な父親を早くに亡くすも、山奥で家族と幸せに暮らしていました。

しかしある日、炭治郎が家を空けている間に、家族が鬼に襲われ、一家惨殺されてしまいます。

偶然生き残った妹の禰豆子（ねずこ）も鬼の血が体内に入ってしまい、鬼となります。

鬼は人を食べて生きていくのですが、ねずこは炭治郎から受ける家族愛のおかげで、人を食べたい欲望を抑えることができるようになります。

そして炭治郎は、ねずこを人間に戻す手がかりを探し、これ以上不幸な人を増やさないためにも、鬼を倒す鬼殺隊（きさつたい）に入隊します。

多くの厳しい試練に立ち向かいながらも、ねずことの絆、仲間との絆の中で、炭治郎は成長していくのです。

鬼とは

鬼は元々は人間ですが、鬼舞辻 無惨（きぶつじ むざん）という唯一人間を鬼に変えることのできる、いわば鬼の総大将によって作られています。

そして鬼舞辻 無惨の血をたくさん分け与えられた鬼を十二鬼月（じゅうにきづき）と呼ばれ、鬼の中でもかなり強い立場となります。

鬼殺隊とは

鬼殺隊は、政府非公認の鬼を狩る組織です。鬼狩りとも呼ばれています。

鬼殺隊には、柱と呼ばれる９人のもっとも位の高い剣士がいます。

代々鬼殺隊最高責任者である当主は産屋敷（うぶやしき）で、鬼舞辻 無惨を倒すことを最大の目的としています。

主人公の炭治郎はただ鬼を倒すだけでなく、鬼にも情けをかけ、憐れみをもって接しています。

それは、鬼も鬼になりたくてなったのではなく、彼らも元々は一人の人間。

様々な悲しい理由で鬼になってしまったものもたくさんいるからです。

そんな炭治郎の優しさもこの映画の魅力の一つですね。

映画の感想はというと？

正直、前評判が良いだけに絶対泣かないと思っていたのですが、実際見たら泣いちゃいました。笑

今回の映画では、主人公は炭治郎というよりは、鬼殺隊の柱の中の炎柱である、煉獄 杏寿郎 (れんごく きょうじゅろう)ではないでしょうか？

煉獄さんは、黄色と赤色の炎のような髪がトレードマークの、炎の呼吸の使い手の剣士。

柱だけあって、とっても強く、頼もしく、まさに理想の上司と呼ぶにふさわしいような人柄なのです。

それは、煉獄さん自身が子供の頃からたくさんの辛い思いをしてきたからこそ、鬼殺隊のメンバーや、一般人の方々を強く守り抜けたんだと思います。

強さ＝優しさ

ですね。

本当はもっともっと語りたいのですが、まだご覧になられてない方は、是非劇場に足を運んで、ご自身の目で確認してみてくださいね。

何よりも、LiSAが歌う「炎ほむら」が映画にマッチして素敵すぎます♡