体力測定の結果で顕著（けんちょ）に

スポーツ庁は毎年、６歳から７９歳を対象に、体力・運動能力調査を行っています。

最近、その19年度の調査結果が発表されたました。

1998年に今の制度になってから、70歳以上のお年寄りとしては、今までの最高の結果が出たそうです。

特に伸びていたのが、上体起こし（腹筋）と、６分間で行う歩行（歩数や速さ）だそうです。

実は、この30~40年間で、平均10歳分以上の体力が若返りしているのだとか。

確かに、近所のスポーツジムでは、午前中はお年寄りが本当に多いです。

しかも、スタジオレッスンなどでは、お年寄り専用のレッスンは受けずに、若者と一緒のスタジオでしっかりと身体を動かされるご年配の方も多いのですね。

ひと昔前なら、身体に不調を感じた時点で、病院に行くことが多かったのですが、現在では予防として病院に行かれる方が多くなりました。

病院通いにならないように、健康維持のためにスポーツジムで汗を流すって、とても素敵なことです。

また、お年寄りは病院であまり金額を負担せずに医療を受けられますが、それは税金から賄（まかな）われています。

そういった意味でも、病院に行かずスポーツジムに行くということは、自分自身でお金を支払って体調管理ができているということになりす。

日本の経済においては、とてもありがたく世の中の経済をまわしていただいていますよね。

私も元気でいられる限りはホットヨガを続けていくつもりです。

でも・・・若者の体力は落ちている

そんななか、18歳以下の若者の体力の結果はあまりよくないそうです。

体格などは、年々良くなってきているのですが、特に握力やボール投げなどで記録を落としているようです。

といっても、これは2019年の話。

今年の2020年はコロナで学校へも行けず、そもそも外出する機会すら減りましたよね。

そういった意味では、今後さらに記録は下がり続けていくのではないでしょうか？

また先日のブログ記事でも、握力は全身の筋肉量によって変わる。

と書きました。

以前のブログ　2020.10.07

死亡リスクが高くなるバロメーターとは？

つまり、全体的に筋力が弱まってきているんです。

また30代後半の女性は20年近く体力の水準が下がり続けています…。

子育て、仕事、家事で運動する時間がないのが原因。

ヨガスタジオでは30代の女性を見かけることも多いですが、運動している人としていない人との差が大きくなっているのではないでしょうか？

これは私の勝手な推測ですが…。

ところで、こういったスポーツテストって、学校を卒業して以来、受けたことは有りません。

国のスポーツ庁では、このスポーツテスト、成人社会人に対しては『指定の対象数を特定の地域に偏らないように調査人員を配分する。』となっています。

どのような基準で選出されているのか分かりませんが、どこかで行われているようですね。

私は、20歳を過ぎてから長年お声がかかったことは有りませんが・・・。汗

でも民間企業では、スポーツテストを各地域で実施されているようです。

さすがに民間では、大人のスポーツテストにはやっぱりお金がかかります。

だいたい30,000円〜とのことです。

＊握力

＊上体起こし

＊長座体前屈

＊反復横とび

＊20mシャトルラン（往復持久走）

＊立ち幅とび

お小遣いに余裕のある方は是非、受けてみてくださいね。