レッスン中、耳にする〇〇ムドラって？

ヨガのレッスンを受けていると、インストラクターさんの口から、〇〇ムドラって言葉が聞こえてくることってありませんか？

聞きなれない言葉なので、聞き取れていない方も多いかと思いますが、私も特に気にせず過ごしてきました。

つい最近、ムドラのワークショップのチラシを見かけました。

そんな時に、「ムドラって聞いたことあるけど、一体なんだっけ？」と思い出したのです。

知ってるようで、全然知らないムドラ…。

今日はそんなムドラについて、調べてみました。

ムドラとは〇〇のポーズ

実はムドラとは手のポーズのことなのです。

日本語では、印(いん)と呼びます。

手のポーズとは、

例えば瞑想のときに、胡坐（あぐら）で座り、膝の上に手を置きます。

手のひらを天井に向け、親指と人差し指の指先をくっつけます。

よくヨガで見かける手の形ですよね。

これが、チンムドラと言います。

チンムドラには、集中力を上げる効果や、記憶力をよくする効果、ストレスの緩和や、頭をすっきりさせる効果もあるそうです。

そういえば、あぐらで瞑想をするときに先生が、チンムドラとか言っていたような気がします。

そして、合掌（がっしょう）のこともムドラ

合掌は「アンジャリムドラ」と言い、心を落ち着ける効果があります。

また、お寺などで、座禅を組むときのポーズに、ブハイラバムドラというものがあります。

これは、あぐらで座り、脚の上に手のひらを天井に向けた状態で重ね、親指同士をくっつけます。

みんな座禅を組むといわれると、なんだか自然にこの手の形になってしまうのではないでしょうか？

このムドラには、集中力をアップさせ、心を鎮（しず）める効果があります。

このように、ムドラと言われるだけでは、ピンとこないものですが、実は私たちの生活の中には、たくさんのムドラの形が自然と溶け込んでいるんですね。

手の動きに集中してみるのもヨガならではの

醍醐味ですね。