あざといとは？

「あざとい（小聡明い）」とは、小狡い（こずるい）さま、抜け目のない感じのあるさま、やり方があくどいさま、たちの悪い様子、といった意味の表現。文脈によっては「浅はかにも」のようなニュアンスも含まれる。

weblio辞書より引用

今年、「あざとい」という言葉が大流行しましたね。

「あざとい」といえば、もっぱら有名なのは、フリーアナウンサーの田中みな実さん。

最近では、テレビ朝日の『あざとくて何が悪いの？』という番組の司会までこなされていて、一大ブームとなっています。

実はこの「あざとい」、以前は「ぶりっ子」として、認識されていたのですが、昭和ながらの「ぶりっ子」とはまた少し違うニュアンスのようです。

「ぶりっ子」とは単純に、異性に対して可愛い子ぶるだけなんですが、「あざとい」には、計算されつくしたものがあるようです。

そう！　異性だけではなく同性に対しても行われるのだとか。

例えば、右耳に髪の毛をかけるのにわざわざ左手をつかってかけるなどのしぐさなども「あざとい仕草」と言われています。

なんとなくわかるような気がしませんか？

あざとさが許容される社会

みなさん

もし「あなた、あざといよね！」と言われれば、悪いイメージを受けませんか？

でも実は、最近の若者の間では、ポジティブなイメージだけでとられるようなので気にしなくて大丈夫です。

特に流行っているのが、「あざと毛」という髪型です。

こちらの画像でいうと、こめかみ当たりに伸びている髪の毛のことを指します。

フリーアナウンサーの田中みな実さんも、この髪型をされていますよね。

確かに街中でも多く見かけるようになりました。

以前なら、自分のことをかわいく見せようとするとぶりっ子と同性から罵（ののし）られる時代もありましたが、「あざとかわいい」という言葉が流行り、誉め言葉になってきているのは、この時代を象徴しているのかもしれませんね。

そして、女性の地位が向上した証なのではないでしょうか？

今後も、さらに自由な感性を持つ女性が、自信をもってふるまえる時代に期待したいものですね。