寝る前には何を考えますか？

 

布団に入ってからも寝付けない〜ってことってありますよね？

 

私も、サラリーマンの時は、時間に追いやられて寝付けない日も多かったです。

身体は寝ていたとしても、ずっと夢をみていたり、脳が起きている状態なのか、全然眠った気がしなかったり…。

 

 

身近には、布団に入れば、1分も経たずに眠ってしまって朝までぐっすり〜。

むしろ起きていることが出来ない！なんて方は、ホント羨ましい限りです。

 

 

すぐに寝付ける人は良いとして、なかなか寝付けない人は寝る前に何を考えていますか？

 

実は、その布団に入ってから何を考えるかによって、寝付ける速さが変わってくるのです。

 

 

 

 

 

 

不眠症の人が3倍早く寝る方法

 

以前カリフォルニア大学で３つのグループに別れて不眠症の人たちを実験したそうです。

 

実は、あることを寝る前に考えると、早く寝れるという実験結果が出ました。

 

 

みなさんはどんなことだと思いますか？

 

　❶ 楽しいことを考える？

　❷ 不安なことを忘れようとする？

　❸ 何も考えない？

 

この３つのグループに別れて実験が行われたそうなんです。

 

 

まず一番寝付くのが遅かったのが、特に何も指示されず、何も考えようとせずに普通に寝た人たち❸のグループでした。

 

寝るまでに、なんと平均時間60分もかかったそうです。

 

 

次に早かったのが、心配事や不安を忘れようとする❷のグループです。

 

このグループは寝るまでに、平均時間40分かかったそうです。

 

 

そして一番早かったのが、楽しいことを想像して寝た❶のグループ。

 

実は、眠るまでの平均時間が20分だったそうです。

 

 

20分くらいなら、不眠症の方にしては早い方じゃないでしょうか？

 

 

 

して良い想像。しては良くない想像

 

❶のグループの中でも、した方が良い楽しい想像と、してはいけない楽しい想像があります。

 

では、どのようなものでしょうか？

 

まず、想像したいこと

 

　＊ヴァケーション(長期休暇）のイメージ

　＊宝くじが当った時のイメージ

　＊豪華で贅沢な家に住むイメージ

　＊社長や偉い人になるイメージ

　＊異性にとてもモテるイメージ

　　etc.

 

こういった現実的ではない楽しい想像は、寝つきが良くなります。

 

 

でも、反対に具体的な楽しい想像がマイナスに作用するのです。

 

それは、

 

　＊明日の具体的なデートの計画

　＊日曜日のバーベキューの計画

　＊来週の旅行の計画

　　etc.

 

こういった具体的な想像は、いくら楽しみでも、あまり寝る前には良くないんです。

 

 

現実的なものではなく、非現実的な楽しい空想をするのが、一番脳をリラックスさせてくれます。

あまりにもリアルな考えをすると、脳が興奮して寝れなくなってしまうんですね。

 

 

 

というわけで、

最近あまり寝付けないという方！

宝くじが当たった時の事や、片思いの異性に告白されたら？

 

などを、ふんわり考えながら今夜も、お布団に入ってみてくださいね。