韓国映画が初のアカデミー賞受賞

すでにニュースで報道されているので、たくさんの方がご存知だと思いますが、韓国映画の「パラサイト」が英語映画以外の作品でアカデミー賞、最高の栄誉とされる作品賞を含め、４部門を受賞しました。

韓国の富裕層と貧困層の格差を描いた作品なんだとか。

私も韓国ドラマ好きなので、もうすぐにでも観たい衝動に駆られました。

今まで韓国映画やドラマに対して、興味の無かった方達もこれを機会に、増えていくのではないでしょうか？

オスカー賞と、アカデミー賞の両方を受賞したのは64年ぶりなんだとか。

本当にすごいことです。

私は作品については、まだ何もわかってないのですが、ニュースなどを見て感じたことがあります。

ポン・ジュノ監督

監督が韓国語しか喋っていない

私はそこまで芸能界（？）に詳しくありませんが、国際的な授賞式などで、インタビューを受ける時は、皆さん英語のイメージがあります。

ですが、監督のポン・ジュノさんは韓国語しか話していませんでした。

そして彼のコメントの中に、

「我々（世界中の人々）はすでにSNSなどで繋がっている。

今後、英語映画以外の作品が、アカデミー賞を受賞するのは普通のことになっていくでしょう。」

という主旨の話をされたことに、なぜだか妙に納得してしまいました。

松たか子さんも日本人として初めて、しかも日本語で、堂々と『アナと雪の女王２』を歌われていた姿を見て、とてもかっこよく誇らしかったです。

SNSではありませんが、

私がタイに旅行にした時、タクシーの運転手が、タイ語でスマートフォンに向かって話しかけ、その日本語訳されたスマートフォンを見せてくれました。

それをきっかけに、お互い言葉は通じませんが、スマートフォンというデバイスを介して、長い時間、運転手さんとコミュニケーションが出来た記憶が思い出されます。

また最近の翻訳機では、チャットなどもすぐに翻訳できる機能がついているらしく、世界中の人と同時チャットができるようですね。

本当にすごい時代になってきました。

私も英会話には、何度もトライしてきましたが、中々上達していません。

少し前までは、英語を喋れてこそ、全世界とつながれるようなイメージでした。

しかし、これからは言語の前に、いろいろな技術の進歩によるミュニケーションツールを通じて、世界中の人々が、それぞれの文化の集大成を、それぞれの言語を使い、世界中が繋がっていく時代なのですね。

本日の韓国映画のアカデミー賞受賞を聞いて、優れた作品を作ることさえできれば、言語は必要なく、正しく評価されるきっかけになったようです。

日本でもいつの日か、日本語の映画で、アカデミー賞を受賞されることを期待しています。