新型コロナウイルスで日本中に不安があふれる

現在、

日本ではクルーズ船内感染を含めて、新型コロナウイルスの感染者が1056人（2020年3月5日現在）

クラスター感染という言葉が飛び交っています。

また、安倍首相が小中高に一斉休校を呼びかけ、約99%が休校となっています。

そうなると、やはり人々の新型コロナウイルス感染症に対しての不安は広がるばかり。

でも・・・

ここは、１歩下がって考えてみてください。

感染力が強く、死者もでている新型コロナウイルスですが、マスクがなくなったり、トイレットペーパーが無くなるのは、日本人特有の”備えあれば憂いなし”ということわざからくる精神なのでしょうか。

それでもやはり、不安になりすぎているようです。

実際、死に至るのは、もともと何らかの病気を持たれいる方、もしくは高齢の方がほとんどなのです。

そう言った方々は、免疫力も弱く、新型ウイルスへの抵抗力も少ないのが原因です。

確かに未知のウイルスなのでで恐ろしい部分はあるかもしれませんが、例年、インフルエンザの患者数と死者数に比べれば、この新型コロナウイルスは少なく感じます。

例えば学校で、何人かがインフルエンザにかかりだすと、感染を広げないためにも学級閉鎖にはなりますが、会社は休みにはなりませんよね。

そう考えると、体調が優れず、体温が37.5度以上になれば、風邪でも、新型コロナウイルスだったとしても、もはや外出せず、体を暖かくして寝るしかありません。

人間は、体を温めると、免疫力が高まり、必要のないウイルスを、自然に排除してくれる強い生き物なんです。

今現在、健康な人にできることといえば、手洗いやうがいを徹底するくらい。

不要不急の外出を控え、人が集まる風通しの悪い場所に出かけないと言うのは、もちろんだと思いますが、この社会生活において満員電車、狭いエレベーターの中など、人との距離を言い出したらキリがありません。

つまり、他人を嫌がる事って、『無駄』なんです！

自身が、手洗いやうがいさえ守っていれば、感染したとしても、そんなに不安がる必要はないと思うのです。

不安の正体はただの妄想

ブッダ（＝仏/ほとけ）の教えによると、不安の正体はただの妄想だそうです。

つまり、新型コロナウイルスにかかったらどうしよう！という妄想が、さらなる妄想を呼んで、実際にマスクが無くなったり、トイレットペーパーが無くなったり、また、高額に売られていてもそれらを買ってしまう行為なのです。

私たちが本当にしなければいけないことは、こまめな手洗いやうがい、不要不急の外出を控えることであって、マスクやトイレットペーパーを買いに走ることではないのです。

ブッダは、人の精神状態を、3つに分類しています。