秋の味覚と言えば…

何を思い浮かべますか？

＊さつまいも

＊栗

＊かぼちゃ

＊柿

＊ぶどう

＊梨

＊秋刀魚（さんま）

＊きのこ類

　etc…

実りの秋には、たくさん美味しい食べ物がありますね。

こうやって秋の味覚を書き出しているだけでも、秋が待ち遠しくなってきます。

さつまいもや栗、かぼちゃなどは、焼いても蒸しても、もっちりふっくら甘くて美味しいですよね。

柿やぶどう、梨などの果物類も、もちろん甘くて美味しいです。

そして、脂のノッた秋刀魚の塩焼きは、黄金色の焼き目が食欲をそそり、ジューシーで香ばしく秋の味覚の楽しみでもありますね。

因みに、美味しい焼き方は、

塩振りして10〜15分間放置、出た水分は拭き取って←（この下処理かなり重要）

グリルは必ず3分程予熱する←（ここポイント）

そのあとは、一気に強めの中火で裏面7〜8分→表面5〜6分（裏６割：表４割）で焼き上げます。

あと、身のしまった小ぶりの秋茄子は外せません。

焼き茄子ポン酢はホント最高です。

皆さんもよくご存知のことわざ『秋茄子は嫁に食わすな』

諸説ありますが、これって？・・・以下の意味があります。

❶：姑が憎い嫁には美味しい秋茄子を食べさせたくないという意地悪心から

❷：姑が可愛い嫁には秋茄子は身体を冷やすので食べさせたくないという心配心から

❸：秋茄子は種が少なく、子宝に恵まれないという縁起の悪さから

❹：夜目（よめ：ネズミの目）≠嫁（よめ）

　　ネズミに美味しい秋茄子を食べられないようにの意から

最後になりましたが、王道のきのこ類。

・・・・これが本日伝えたかったこと！

秋の味覚の王様と言えば何を思い浮かべますか？

もちろん松茸（まつたけ）ですね。

でもそんな松茸が、なんと絶滅の危機なんです。

松茸が絶滅危惧種入りで食べれなくなる！

こんな記事を見つけました。

国際自然保護連合（IUCN）は９日、絶滅の恐れがある動植物などを記載したレッドリストの最新版を発表し、マツタケを絶滅危惧種として初めて記載した。食用や売買が制限されるわけではないが、保護の必要性が指摘されたことで秋の味覚がさらに遠くなる可能性がある。

朝日新聞DIGITALより抜粋

今はまだ、食べれなくなるなどの、規制措置はありませんが、今後もしかすると、そういった可能性がでてくるかもしれませんね。

実は、松茸はとてもデリケートで、適当に素人が採ってしまうと、来年以降生えてこなくなったり、台風などの災害によっても、生えなくなってしまうそうです。

まさに、今の問題、九州豪雨（令和2年7月豪雨）も大きく関係してきます。

また、昔はたくさんの人が山の手入れを行い、山の環境を整えていましたが、高齢化に伴い最近では、山の環境が荒れ放題となっています。

その分、松茸も育ちにくくなり、年々収穫量が減っていて、ついに絶滅危惧種に認定されてしまいました。泣

毎年秋になれば、近所のお寿司屋さんで、松茸の土瓶蒸しをいただくのが、私の楽しみなんですが、このまま松茸が手に入らなくなると、秋の味覚の王様に出会うことも出来なくなるかもしれませんね…。汗

そんなことにならない事を祈りつつ、今年の秋も松茸の土瓶蒸しを楽しみに待ちたいと思います。