今年はやっぱり熱中症が多い

マスクをしていない人も少しずつ見かけるようになってきましたが、やはりまだまだマスクをしている人がほとんどです。

最近の一番の問題が熱中症。

直射日光に当たりながらも、マスクをつけて歩いていると、体内に熱がこもったり、

さらに、お水を飲むのが少し面倒に感じて、水分摂取量も減ってしまうという悪循環。

そうなると、必然と熱中症になってしまう人も増えてしまいます。

熱中症は軽く思われがちですが、気をつけないと、死に至る病気でもあります。

水分と塩分補給は忘れてほしくないですね。

特にこれからの季節、梅雨に突入すると、湿度が高いだけで汗をかきやすく、水分不足からくる熱中症にはかなり注意が必要です。

自粛生活が熱中症患者数増加にさらに追い討ちをかける

自粛生活や、スポーツジムの休業により、今年は例年より、運動で汗をかいている人が少ないようですね。

実はそれも熱中症患者数増加に影響があるのです。

みなさん暑熱順化って言葉ご存知ですか？

暑熱順化とは、簡単に言うと身体が暑さに慣れることを言います。

いつもより少し暑くて、少しきつい運動を１日３０分ほど行うことで、特に暑熱順化しやすいのです。

身体が暑さに慣れ始めると、低い温度でも汗をかきやすくなります。

つまり、身体に熱がこもりにくくなるんですね。

そしてさらに、この暑熱順化よって、汗が出る前に汗から塩分を身体が再吸収するようになります。

暑熱順化をすればするほど塩分の吸収率が高まるので、暑さによる塩分不足を防ぐことができます。

とはいえ、汗をかいたらやっぱり外からも塩分補給を忘れないように・・・。

例えば、自粛生活後、初めてジムに行ったりヨガスタジをに行かれた方！

しっかり身体を動かしたのに、あまり汗がかけないな〜なんて感じませんでしたか？

そして、なんだか汗がベトベトするような…。

これは身体が暑さに慣れておらず、汗がかきにくくなっている証拠です。

さらに汗の塩分量も増えていて、ベトベトに感じるのです。

こんなコロナ禍による自粛生活の影響で、筋肉量が落ちると、身体を動かす事がどんどん面倒に感じている方も多いはず。

それによって、ジムやヨガスタジオの契約を解約してしまった人も多いと聞きます。

でも、恐ろしいことに、運動をやめてしまうと、身体が暑熱順化せず、汗をかきにくく身体に熱がこもり、塩分も貯まりやすくなるので、必然的に熱中症や様々な病気にも罹りやすくなってしまうのです。

とういわけでみなさん！

衰えた筋肉を復活させましょう！

少しずつからで良いので、こまめな運動は続けて行きましょうね。

まずは、ぬるめのお風呂に長〜く浸かって、汗をかいてみるのはいかがでしょうか？

加えて、やっぱりオススメはホットヨガ。

お水を飲む癖もついたり、身体の芯まで温まるので、これからの季節、冷房で身体が冷えすぎて寝付けないって方には、特にオススメです。

ホットヨガは、バランスよく身体を動かし汗もたくさんかきます。

これこそ暑熱順化には、最適ですね。

身体が温まると血液の循環も高まり、とても気持ちよく寝れますよ〜。

そして、座り仕事が多い方なら、足のむくみもとれます！

まだまだコロナウイルス、油断は出来ませんが、検温やアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどに気をつけながらも、徐々に運動を再開して、体力作り、健康維持の為にも、暑熱順化していきましょうね。