十五夜のお月様が美しすぎる

今夜の満月は、中秋の名月と言われるだけあって、とても綺麗な満月でしたね。

皆さんもご覧になられましたか？

さすがにここ大阪市内では、高層ビルでいっぱいの都会の窓からは、なかなか見えません。泣

季節もいいので、夕食後に20~30分ほど近所の川沿いを散歩しながら月見をしてきました。

２０時、びっくりするくらい外が明るいのです。

最初に見つけたのは、本物のお月様ではなくガラス張りのビルの壁面に映るお月様。

それはそれでとても美しかったのですが、本物のお月様を見つけるまで100mくらいは歩いたと思います。

三重県の実家なら、天を仰ぐだけでお月様を即座に見ることができるんだろうな〜と、コロナ禍のせいで帰れていない田舎を愛惜しむ気持ちでいっぱいになりました。

それにしても、今夜のお月様は、お天気も良く都会で見てもやっぱり綺麗でしたね。

写真におさめたかったのですが、やはりスマホではなかなか実際のようには映りません。

満月に関わる月の呼び名

ところで、昔の人は空のお月様よりも、湖や、お水やお酒の入った器に映る満月を愛でたそうです。

それって、とても風情があって素敵ですよね。

ちなみに十五夜（じゅうごや）は、中秋の名月とも呼ばれ「秋の真ん中にでる月」という意味があるそうです。

この秋を指すのは、旧暦の８月になります。

昔は、新月の日を新しい月の１日としていました。

ということで、十五夜のお月様とは、年が明けてから、８回目の新月から15日目の夜に出る満月ということになります。

また十五夜の前日のお月様のことを、待宵（まつよい）と言います。

満月を待ちわびているので、待宵ですね。

そして、十五夜の翌日のお月様は、十六夜とかいて、いざよいと言います。

十五夜よりお月様が遅く出るので、いざよい＝（ためらいながら出る）という意味でこの名前がついたそうです。

ちなみに私個人的には、十五夜に限らず、毎月の満月の前日のお月様（待宵）が心に刺すほど美しく感じて大好きなんです。

満月を待ちわびるすこぶるパワーが、美しさに磨きがかかり光り輝くのでしょうか？

お月様って、ホント神秘的なものですよね。

ずっと観続けていても飽きません。

皆さんも今夜は、お月様を観ながら、本を読むのも良し、一杯飲むのも良し、それぞれの感性でこの秋の夜長を楽しみましょう〜！