褒めるだけならロボットで充分なのかも？

大人になってから褒(ほ)められることってそんなに多くはありません。

褒(ほ)められれば、照れ臭くて、お世辞かな？と歪んだ受け止め方をすることはあっても、誰だって内心は嬉しいものですよね。

それが尊敬している人からだとならなおさらです。

そして褒められることは、人からだけでなくてロボットやＣＧ（コンピューターグラフィック）からでも、褒められた人の様々な技能が延びることが筑波大学などの研究グループで証明されたそうです。

２日間のタイピングの練習での実験結果によると、

＊褒められない⇒ ３.３%向上

＊１体のロボットに褒められる⇒ ８.１%向上

＊２体のロボットに褒められる⇒ １４.５%向上

と、２体のロボットに褒められたときが一番技能が上昇したそうです。

人間ってとても複雑そうでも、褒めるように作られたロボットに褒められるだけで、技能が向上するんですね。

この研究成果は、今後、学習やリハビリ、介護や人の積極的な行動を促し支援するシステム開発に貢献できるかもしれないのです。

とくに子供の教育に関してよい指標ができていけば親御さんにとってはとても参考になるかもしれませんね。

ちなみに英語では、「Well done!（ウェル ダン！）」=よくやった！

英語教育も兼ねて、口癖のようにお子様を褒める時、この言葉を多用してみるのも良いかもしれませんね。

習い事も褒められると続けられる？

普段、仕事場ではなかなか褒められることも少ないですが、ヨガスタジオやジムなど、習い事をしているとインストラクターさんから褒めてもらえることって多くありませんか？

特に何度も顔を合わせて、仲良くなった先生だと、レッスン後に褒めてくださったりします。

褒められると、お世辞かもしれないとは思いながらも、やっぱり嬉しくて自然と笑みもこぼれて、もっとがんばろうというモチベーションにもなりますよね。

というわけで、習い事などを経営されている方、『褒める』を取り入れれば、もっともっと生徒さんが続けてくれるかもしれませんね。

もちろん会社を経営されている方も、従業員さんを褒めることによって会社の成長に繋がると思います。

人を褒めること、本当に大切だと思います。

褒めて、褒められ、各々が成長していく素敵な手段だと思いませんか？