頑張った分効果が出るとは限らない筋トレ

今でも、出社する日数を制限し、在宅ワークと併用している会社はたくさんあります。

在宅ワークで、こんな方も多いはず！

・今まで以上に運動不足になり、脂肪もついてきた。

・在宅で今までより時間もあるので、一念発起して筋トレを初めてみたものの…。

etc.

そんな努力も、一向に効果がでない。

毎日頑張っているはずなのに一体なぜ？

このように筋トレをしているのに、効果が出ないことを「筋トレロス」と呼びます。

では、一体なぜこのようなことが起こるのでしょうか？

一般的には筋トレを行うと、筋肉が傷つき（筋繊維の損傷）筋肉痛（炎症）になり回復する時に筋肉がつきます。（筋肥大）

ただ、筋トレをしているときには同時に活性酸素も作られてしまいます。

身体が元気な時は良いのですが、筋トレを頑張りすぎていたり、身体が疲れているときは、この活性酸素をうまく処理できず、酸化ストレス状態となってしまうのです。

酸化ストレス状態になると、筋肉は回復せず、筋肉もつきにくくなります。

そうなると筋トレの効果が出ず、「筋トレロス」になってしまうのです。

しかし、「筋トレロス」になっているかどうかは気づきにくいので、特に以下の事をしていないか気を付けましょう。

※筋肉痛なのに筋トレをしている

※毎回限界まで筋トレする

※毎日激しい運動をしている

※毎回同じ部分の筋トレをしている

２つ以上当てはまる方！もしかしてかなり活性酸素がたまってしまっているかもしれませんね。

まずは、適度に筋肉を休息させましょう。

筋トレロスにならないためには？

「筋トレロス」を防ぐのに重要なのは、正しいトレーニングと適度な休息、そして栄養補給です。

例えば、スペインで行われた実験では、毎日連続で１４日間筋トレするよりも、２日おきに６週間、全１４日分のトレーニングを行った方が成果がでました。

特に筋トレを始めたころは、とにかく毎日筋トレしたくなるかもしれません。

それでも、休むことも大切だと、自分に言い聞かせましょう。

毎日行いたい場合は、今日は胸、明日は足、など部位別に鍛えるのがおすすめですね。

また、筋トレ後の栄養摂取は、筋トレ直後がもっとも効率が良いという実験結果もでています。

筋トレ後30分以内が筋肉のゴールデンタイム。

最近の実験結果では、ポリフェノールの一種、お蕎麦で有名なルチンという成分が、抗酸化作用があり、筋肉にとてもよいという結果が出ています。

そのルチン。

酵素処理をするとEルチンになります。

体内で普通のルチンと比べて45倍も働いてくれるそうです。

このEルチンは筋トレで発生した活性酸素を取り除き、筋トレの効果をアップしてくれます。

今はまだ、このEルチンが配合されたプロテインは、少ししか販売されていないそうですが、この実験結果によって、今後はどんどん増えてくれることを期待したいですね。

というわけで、筋トレをしている人は、適度な運動、適度な休息、終わった後には栄養補給を忘れずに筋トレを行いましょう。

きっと理想の体に近づいていくはず！！！