静電気はなぜ起こるの？

冬に多い静電気。

ドアノブなどを触った時に、急にバチッとくるとびっくりします。

そして、とても痛くて不快ですよね。

この静電気は、一体なぜ起こるのでしょうか？

静電気が発生する原因は３種類あります。

　❶ 接触帯電 : ドアノブに触れた時などに発生

　❷ 摩擦帯電 : 服を脱ぐ時の摩擦などにより発生

　❸ 剥離帯電 : サランラップを剥がす時などに発生

皆さんもこういった体験されたことって、ありますよね？

これらの静電気がなぜ起こるのかというと、人間を含む全てのものに電気が流れているからなのです。

普段は、プラスとマイナスのバランスは良く一定です。

ですが、

人間は、プラスの電気を帯びやすい性質があります。

人間が何かに触れた時に、その触れたものからプラスの電気を奪ってしまうのです。

プラスの方が多くなってしまうと、電気のバランスが崩れてしまいます。

実は、このどちらか一方の電気を多く帯びている状態を『 静電気 』と呼ぶのです。

反対に、

金属などは、マイナスの電気を帯びやすい性質があります。

マイナスの電気が溜まっているドアノブを、プラスの電気が溜まっている人間が触れてしまうと、電気のバランスを取るために、マイナスの電気が放電されて、一気にプラス電気の方に引き寄せられるのです。

この放電により、感電してしまって、痛みを感じ、また酷い状態にもなり得ます。

静電気を防ぐにはどうすれば良いの？

静電気の放電で痛い思いを回避するためには、ドアノブを触る直前に、別のものを触ります。

例えば、近くにある木製の家具や、コンクリートの壁、または土を触ることによって、自分の持っている片寄ったプラス電気が放電されるのです。

そうすると、ドアノブに触れても大丈夫になります。

私はいつも、ドアノブを触る前には、ドア(扉)を触って、回避しています。

他にも静電気は、

温度20度、湿度20%以下になると発生しやすくなります。

まさに冬場ってことですね。

　＊部屋を暖かくする

　＊部屋を加湿する

　＊ハンドクリームを塗る

　＊ミストスプレーを振る

　　etc.

こういった対策もいかがでしょうか？

衣類で起こる静電気は？

ウール・ナイロン

プラスの電気を引き寄せる性質

アクリル・ポリエステル

マイナスの電気を引き寄せる性質

ウールのセーターとポリエステルのブラウスを組み合わせると静電気が発生しやすくなるので要注意ですね。

また、柔軟剤を使うことにより、静電気の発生を防ぐことができます。

最後に重要なこと

人間は、健康な時は自然と放電できますが、寝不足や体調不良になると放電しにくくなり、静電気も起こりやすくなります。

ここでもやっぱり健康が一番なんですね。

健康にオススメなのが、ホットヨガ。

ホットヨガは温度も湿度もあります。

日常的に汗をかくことによって、お肌の水分量も保てるので、静電気対策にはぴったりなのです。

というわけで、静電気に悩まされている方は、上記の静電気対策と共に、ホットヨガをはじめてみませんか？