腸内環境って、どんな環境？

腸内環境とは、

腸内にある善玉菌（ぜんだまきん）・悪玉菌（あくだまきん）・日和見菌（ひよりみきん）の３つの細菌で出来たバランスの事なのです。

一般的に知られている腸内環境のバランスはというと、やっぱり、善玉菌＞悪玉菌　・・・ですよね？

しかし！！！
善玉菌：２０%
悪玉菌：１０％
日和見菌：７０％
が、本当の整った腸内環境なのです。

日和見菌？？？

この菌は、あまり聞き慣れませんが、力が強くて集団意識に傾く方につく少しずるい菌なのです。

善玉菌が増えれば、善玉菌よりに依存して、悪玉菌が増えれば悪玉菌よりに依存してしまうのが、日和見菌なのです。

社会生活の中にもいますよね？・・・そんな方（笑）

また、正常な便は水分が80%です。

しかし、便秘気味だと水分が70%しか含まれず固くなり、下痢だと水分が90%も含まれ柔らかくなります。

これは、腸内環境が悪くなって日和見菌が悪玉菌に化けて、善玉菌を体外に追い出そうとした結果なのです。

これも、日和見菌を味方にするか敵にするかで起きてしまう腸内環境の政治のようなものですね。笑

その他にも、悪玉菌が増えると、便やおならが臭くなったり、毛穴からも有毒ガスが出ようとして、体臭にも影響するのです。

もうこれは、何よりも先に腸内環境を整えるしかありませんね。

腸内環境が整うとなぜ痩せる？

実は腸内には、やせ菌と呼ばれる良い菌がいます。

これは、日和見菌の中にあるバクテロイデス属（バクテロイデス門バクテロイデス綱バクテロイデス目バクテロイデス科の細菌の属）なのですが、難しい名前ですよね〜！笑

それでも、この良い菌は、痩せ型の人の腸内にはたくさんのいるのです。

そう聞くと、やっぱりこの菌を増やしたくなりますよね。

その為には、普段から食物繊維をしっかり 摂らないといけません。

食物繊維の中でも、水溶性食物繊維は、糖や脂質の吸収を防ぎ、大腸の中で、善玉菌や日和見菌のエサとなって、やせ菌が増え続けるのです。

やせ菌を増やしてくれる食べ物とは？

　＊穀類：大麦・オート麦・米
　＊野菜：ごぼう・オクラ・モロヘイヤ
　＊海藻類：昆布・ワカメ・ヒジキ
　＊果物：アボガド・キウイ
　＊豆類：インゲン豆
　＊発酵食品：キムチ・納豆・酢・味噌・醤油

　　etc.

また、腸内環境を改善する為には、空腹の時間を大切にしないといけません。

特に、寝る前３時間は、何も食べない方が良いですね。

何も食べないことによって、腸の中の残りカスを掃除してくれますが、食べることによってお掃除が止まってしまうのです。

昼間の間食もこのお掃除を止めてしまう原因なので、食べ続ける事はしないことを心がけましょう…。

最後に、オリゴ糖の乳酸菌も善玉菌の餌になり善玉菌を増やす助けになりますね。

その他にも
適度な運動はもちろん！

体の振動や筋肉の動きが腸内の便の動きをサポートしてくれます。

そして、充分な睡眠も、朝起きた時の便をS状結腸まで送ってくれます。

また、朝食を摂ることによって、理想的な排便タイムを作ってくれます。

このように、規則正しい生活が、くびれボディを現実にしてくれるのです。

美ボディ目指して、腸内環境を一緒に整えてみませんか？