昼寝はパフォーマンスの向上？

お昼寝って気持ち良いですよね〜。

ご飯を食べたあと、ついウトウト…。

これからどんどん暖かくなって、春になると、昼寝がとても気持ちの良い季節に突入します。

お仕事の内容によっては、中々昼寝をするのは難しい方もおられるかもしれません。

しかし、最近では仮眠をとるとパフォーマンスが上がるという話も定番化していて、仮眠室のある会社も増えているんです。

私は、たま〜にしか昼寝はしないのですが、やっぱり昼寝をしたあとの午後の仕事は、頭もスッキリはかどるような気がします。

ただ、昼寝には気をつけないといけないポイントがあるのです。

昼寝に最適な時間は？

実は、昼寝をする時間には、アルツハイマーの発症率と深い関係があります。

 

高齢者337人のアルツハイマー患者とその配偶者260人の「昼寝の習慣と認知症発症リスク」について解析をおこなった報告があります。

興味深いことに「30分未満の昼寝」をする人は「昼寝の習慣がない」人に比べて、認知症発症率が約7分の1でした。

そして、「30分～1時間ほど昼寝をする」人も、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が約半分になることがわかったのです。

これだけみると、「昼寝は認知症を遠ざける」といえそうですが、「1時間以上昼寝する」人は、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が2倍も高いことがわかりました。

この結果から、昼寝をしすぎるとかえって脳にダメージを与える可能性があり、30分未満にとどめたほうがよいといえるでしょう。

東洋経済オンラインのHPより

つまり30分未満の昼寝の習慣をつけると、昼寝をしないよりアルツハイマーの発症率が約85％も下がるんですね。

これは昼寝ができる環境にある方は是非しないと損かもしれません。

これからの季節は、春眠暁を覚えずともいいます。

夜もしっかり眠れる上、昼間も自然にウトウトしてしまいがちですよね？

是非、昼寝が出来る方は、20分程度ウトウトしてみてください。

そのあとしっかりお仕事のパフォーマンスは上がりますから。

また、お昼寝ができない環境の方は、普段の睡眠時間を6時間は確保して眠りの質を上げることに意識を向けてみてはいかがでしょうか？