ピラティスを一言で表すと？

ピラティスって何？

ヨガとどう違うの？

そう思われる方も多いかもしれませんね。

もともとはリハビリから始まったピラティス。

ピラティスとは動きの学習で、効率的な身体の使い方を学びます。

動きの学習とは、言い換えると、正しい動かし方を覚えるということです。

例えば・・・

＊正しい立ち方

＊正しい座り方

＊正しい歩き方

＊正しい走り方

＊正しい脚のあげ方

＊正しい腰の曲げ方

　etc…

私たちは、普段何気なく立っているだけでも、片足に重心がかかっていたり、首が前に出ていたり、肩が内側に巻いていたり、腰が反っていたりと、ほぼ全ての人が何かしらの癖があります。

そのせいで、太ももの前側が張ったり、X脚になったりO脚になったり、腰が痛くなったり、首が痛くなったり、肩が凝ったりと、体に不調をきたします。

そこで、ピラティスによって、正しい動かし方を学ぶと、姿勢などが整い、体の不調も改善されていきます。

そして、自分の身体と向き合うことによって、心も整います。

ピラティスが他の運動と掛け算になる理由は？

ピラティスは、身体を正しく効率的に使えるようにしてくれます。

なので、他にどんなスポーツをしていようが、身体の筋肉を正しく使えていなければ、痛みの原因につながります。

身体の筋肉を正しく使えるようになれば、それはもちろんパフォーマンスが上がりますよね。

マラソンなら、脚の運び方や走る姿勢も改善され、

サッカーなら安定性が増して、簡単に倒れなくなったり、ボールを蹴りやすくなったり、

ゴルフなら下半身部分が安定してボールが飛ぶようになったり、

もちろん私がやっているヨガでも、ピラティスと組み合わせることによって、片足立ちのポーズが安定しやすくなったり、お腹の力が抜けて、腰が反ったりもしにくくなります。

そもそも、ヨガの始まりは、

＊瞑想を長時間できる。

＊正しく安定した姿勢を作る。

そのために、いろいろなことを行って出来たのが、ヨガのポーズです。

ピラティスは、身体を正しくするのが目的で、その結果、心も整えられる。

ヨガは、心を整えるのが目的で、その結果、身体も整えられる。

二つは似て非なるもので、身体と心への関わり方は違いますが、目指すところは似ていますね。

というわけで、

ピラティスとヨガの掛け合わせは心と身体を整える掛け算の効果が得られます。

どちらか一方しかしたことない方は、ぜひもう一方もチャレンジしてみてくださいね。