山の日が出来たのはいつ？

今日は、国民の休日（祝日）『山の日』ですね。

もし東京オリンピックが開催されていたなら、閉会式の日でもありました。

本来なら『山の日』は8月11日です。

7月24日『スポーツの日』と同じ様に、今年はオリンピックのために、本来とは違って特別に8月10日に変更したようです。

また来年もオリンピックが開催されるなら変更される予定だとか。

まだまだ不安な〈東京オリンピック〉ですが、来年は本当に開催されるのでしょうか？

ところで、『山の日』はいつから施行（しこう）されたのかご存知でしたか？

『山の日』が始まったのは2016年からで、今年でまだ4回目。

私の中では、『山の日』って、いつの間にかカレンダーに載っていて、気にしないままお盆休みの連休として過ごしていました。笑

日本は、先進国の中でも祝日の数が一番多く、よく働くイメージの日本人ですが、実はお休みが多い国なんですね。

その理由として、海外では有給休暇が、当たり前のように取れますが、日本でも少しずつ改善されて来ているとはいえ、まだまだ有給で長期休暇は取り辛いもの。

「明日から１ヶ月間、海外でバケーションで〜す！」なんてウキウキな事を言ってみたいものですね。笑

今はコロナ禍でそれどころではありませんが…。泣

有給の代わりに祝日なら国民が、確実に休みを取ってくれるからと、年々祝日が少しずつ増えてきたそうです。

もちろん！

１番の理由は、消費、経済効果を目的とする為ですが。

それにしても、祝日のない６月には、何故だかなかなか祝日が出来ませんね。

しかし、この増えつつある祝日は嬉しいだけではありません。いろいろ問題があるようです。

祝日が増えるせいで、社員は、仕事ができる日が減り、祝日前にはかなり多忙状態、非正規雇用の人達は給料が減る。

また、観光業では、祝日のために人員を増やしてしまうと、閑散期に解雇しなくてはいけなかったりと・・・、実は色々と問題は山積みのようですね。

と少し話がずれましたが、そもそも『山の日』はなぜ出来たのでしょうか？

『山の日』の由来

『山の日』の由来とは、

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」

wikipediaより

つまり、『山の日』を作るに至るような出来事などは特になく、日本の山岳の５団体が、なにか動かそう、何かしらの成果をあげようと始めたのがきっかけで、『海の日』に対抗して『山の日』を作ろうと、行動を始めたのがきっかけなんだそうです。

その結果その気持ちが、政治家をも動かして、2014年に制定、2016年から施行となりました。

何においても、行動の重要さ！　改めて・・・恐れ入ります。

思っているだけでは何も変わりませんからね。

ただこの『山の日』満場一致で制定されたわけではないのです。

もともと祝日数が多い問題もありました。

そして、作ってみたものの経済効果も薄かったようです。

お盆休みと絡めて、既に休んでいる会社も多かったり、子供たちは既に夏休み。

なんだかインパクトの薄い祝日となっているようですね。

そういった事はさておき、来年の夏こそ、コロナ問題も落ち着いて、〈東京オリンピック〉が『スポーツの日』で始まり『山の日』で、無事終われる素晴らしいオリンピックになることを期待したいですね。

最後に、今年のオリンピックに打ち上げるはずだった花火だそうです。

とっても綺麗ですね。