握力が弱い人は要注意！

筋トレなどでは鍛えにくいとされている握力。

最近、握力が低下すると様々な死亡リスクが高まるということが、研究でわかったそうです。

特に注意が必要なのは、脳卒中や心筋梗塞。

死亡リスクが増加するのは、それだけにとどまらないようです。

指や手の力だけだと思いがちな握力ですが、実は全身の筋肉量のバロメーターなんです。

では、一体どれくらいの握力だと弱いとされるのでしょうか？

【男性の場合】

65歳未満であれば、39.5kg未満で弱い

65歳以上なら、29.5kg未満で弱い

【女性の場合】

65歳未満、23.5kg未満で弱い

65歳以上、16kg未満で弱い

ただ、逆に握力が強ければ長生きという訳ではないので、お間違い無く。

握力を鍛える方法

握力は、かなり鍛えにくい部分なのです。

最近では、¥100均などにも売っている、握力グリップ。

それでも多少鍛えることは出来ますが、効果を得るまでにはかなりがんばらないといけないようです。

では、一体どうすれば良いのでしょうか？

その答えは・・・全身を鍛える！　です。

実は、ただスクワットをする、腹筋をするだけでも握力は上がるのです。

まったく不思議な話ですよね。

握力は全身の筋肉から反映しているので、どこに筋肉がついても強化されていきます。

私も昔から握力が弱いほうでしたが、ヨガを頑張りはじめてから、少しは強くなっている気がします。

ちなみに私の母は、いつも家の周りの庭仕事をしていて、特に草引きを毎日しているせいか、かなり握力が強いんです。

未だに元気でいてくれているのは、そのおかげかもしれませんね。

ところで、握力って社会人になってから測る機会ってありましたか？

測ってみたいけど・・・中々、測る機会も少ないかと思います。

握力計は、スポーツ用品店、スポーツジム、自治体の体育施設などに置いています。

通販では、アナログ式・デジタル式と、安価なものから高価なものまで幅広く販売されているので、ご興味のある方は、マイ握力計を持たれて見てもいいかも知れませんね。

というわけで、適度な運動は本当に大切です。

普段からしっかり身体を動かしていると、自然と握力が付いてきます。

死亡リスクを軽減するためにも、全身運動を心がけて握力を強くしていきましょう！