難しい上にイマイチ出来ているのかわからないポーズ

BIKRAM YOGA(ビクラムヨガ)では、後半の寝ポーズには、背筋シリーズがあります。

うつ伏せの状態で４ポーズ連続で背筋を使うポーズです。

＊背中の下

＊背中の真ん中

＊背中の上

＊背中全体

を鍛えるポーズです。

これら中でも、Locust pose(バッタのポーズ)は、背中の上の筋肉を使うものなのですが、背中の上の筋肉を使うというのは、かなり難しいのです。

バッタのポーズとは、うつぶせの状態で両手のひらを床に向けた状態で二の腕まで身体の下に入れます。

肘はまっすぐ伸ばし、手は大きく広げ、小指同士をくっつけます。

この状態まま、

❶：右足を上げる

❷：左足を上げる

❸：両足を上げる

最初は両足上げるってどういうこと？

ってなりますが、実は、この両足を上げるのって、とっても難しいんですよね。

全然上がる気がしないうえに、うつ伏せで、口をマットにつけた状態で両足を上げるので、どれくらい上がっているかもわからないのです。

重たい体に腕が負けてしまう

さらに難しい点があります。

両足を上げる時は、肩や口が床から浮いてこないように、どんどん前の方、つまり肩や胸などに体重をかけていきます。

その時に、身体の重さに負けて、まっすぐ伸ばさないといけないはずの腕が、曲がってしまうと肘が身体の外に出てきてしまうのです。

そうなると、しっかり床を押せず、さらに両足が上がりにくくなってしまうのですね。

誰もが、この現状に悩んでしまいます。

「腕の筋肉が無いから仕方ない・・・？」

なんて考えながら、最近気づいたことは、両足を（もちろん片足の時でも）上げる時に、手の小指側で床を押すように力を入れるのです。

そうするとあら不思議！

肘が外に逃げて行きません。

そうなんです！

ヨガのポーズとは、筋力だけではないんですね。

力の入れ方や、バランスが大切なんだと改めて気づかされます。

というわけで、

このバッタのポーズ、肘が外に逃げてしまう方は是非試してみてくださいね。

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